ほうさんのお国柄

企画参加用創作ブログ。絵は描けない。文のみ。お腐れ。色々注意。

鳳凰さんと鴉坊の昔の話

妄想してた。以上だ。

 

湯天源の昔の話。

ちなみに、島自体が観光地としての湯天源という名前なんですが、旅館の名前は?と聞かれても、旅館自体が湯天源…そもそもそれしかないから…有翼人さん達は社、とか社の湯とか呼んだりしてるみたい!社の近くに栄えた街全体の事を、郷都って呼んでます。元々は孤立した場所にある神聖な社だったんですよ。自然と発展していったんですね!

 

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温泉国 湯天源設定

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ガックガクの線になって申し訳ない…ぞ!どの大きさで置くかはお任せしますよろしくお願いします。小さめだとは思っている。
 
温泉国 郷都・湯天源(トウテンゲン)設定

【ss】バレンタイン:本編軸サラ&アダ

本編軸バレンタイン。一応イベント期間内だからいいよね…?でもあんまり胸キュンしそうな感じじゃないよ!!!すいませんね!!

サラさんがおいたんと一緒にチョコを作るそうです。相変わらずおいたんの口は悪いです。

 

なんか配信でチョコ売ってるって聞いたから取り寄せさせていただきました。色々と。

 

冬の間はサラさんの家におじじも来てて、サラさんとアレスト君とおじじの三人(?)で暮らしているという前提です。おじじが放浪癖があるからね。寒いからね。仕方ないね。

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コンコン

「はぁいどうぞぉ」

ガチャッ

「どうもばば様ご機嫌麗しゅう。相変わらずヒモ二人を養って優越感に浸っていらっしゃるようで何よりです」
「ドアを開けて早々にそれかい?」
「街から遠路、こんなにか弱い自分を歩かせたんですからそれくらいの愚痴くらい許せますよね?」
「もーごめんって!さぁさぁ入って入って」
「ええ。ヒモ犬二匹はどこへ?」
「別の家に追い出した」
「なるほど。では準備をするのでしばらくぼーっとしててください。アホ面で」
「寝てていいってことだね?」
「そう解釈していいですよ」
「昨日も夜遅かったから眠かったんだよ~…ありがとうねぇアダネア君」
「これだからメスビッチは…」
「そんなんじゃないよ!!」
「今日はタチですよ」
「はいはい…」

 

〜数時間後〜


「起きてください。起きないとチョコレートプレイとやらをしますよ」
「食物をセックスに使っちゃいけません!!」(ガバッ
「おはようございます」
「おひゃっ!?おっ、おはよ…えっと、」
「冗談ですよ。朝勃ちしてたらわかりませんでしたが」
「あっしてないよかった
…今は?」
「約四半日後ですね。よく寝てましたね。ガキの面でのんきに」
「ずっと見てたの…?」
「ええ」
「君ってホント僕のこと大好きだね」
「ええ」
「…さて!!この甘い香りを!説明しておくれ!」
「なんて白々しい。まぁいいです。では厨へどうぞ」

 

 

ーーーー


「まず、ご依頼通りカルマポリス製のチョコレートです」
「流石アダネア君だよ!ちょっと食べていい?」
「どうぞ。甘味は抑えめ。さて先ずは脂肪分が少なく溶けにくいので、滑らかにするためにできる限り細かく砕きましょう」
「あっほんとだ苦いや。でもおいしいなぁ。えっと、棒で砕けばいい?」
「サラ様は基本的にドジで抜けてて情けない若作りじじいなのでそういう危ないものは持たないでください」
「ええ…」
「ということで既に砕いたものがこちらです」
「もうやってたの!?」
「では次に溶かします」
「酸?」
「熱です」
「アダネア君大活躍だね!」
「自分が手を突っ込むとでも?してもいいですけどちゃんと全部舐め取ってくださいね」
「あっ違うの」
「お湯で溶かします」
「お湯に入れ…る?」
「…熱の伝わりやすい容器に入れ、その器を湯に浮かべて徐々に溶かします」
「そうやって溶かしてたのかぁ」
「扱ったことはないんですね」
「ないねぇ。えーと、じゃあお湯を沸かs「サラ様は火を扱うとどうせ火傷しますので扱わないでください」普段僕料理してるよ!?」
「ということで溶かしたものがこちらになります」(ことっ
「あるんだ!?」
「糖度の調節はこの段階で行いましょう。今回はバカでも作れる要点さえ抑えておけばいい菓子を…」
「アダネア君?」
「…覗き込むときは、器を傾けるのではなく。水分が入ると台無しです」
「あっ!」
「先ほど砕いたものを湯に置いておいたのでこちらを使いましょう」
「用意周到だね!!恥ずかしいや!!!」
「いい歳こいて…ではこちら、牛の乳…乳脂肪、通称生クリームです」
「それを入れると?」
「固まる際の硬度が落ち、柔らかな固体になります」
「へー?」
「大体この器に、この線まで入れてください」
「うん」
「ではそれを少し温め、」
「えっいれちゃったよ!?」
「…冷やしたまま持ってきていたので、」
「わああああっなんかどろどろ」
「分離するんですよね。温度差が急だと」
「うう…ごめんね…」
「…後で自分を労ってくれるなら許してあげます」
「いっぱい謝るしいっぱい労うよぉ~…ううう…」
「言いましたね」
「うん…約束する…」
「じゃじゃーんではこちらが調味済み整形済み固め済みの完成品です」
「アダネア君!!!!」
「はい」
「君ってほんっっっっと最高だよ!!!」
「諦めましたね。そういう聞き分けの良い所はいいと思いますよ」
「でも失敗したやつは…」
「他の物に使いますからご心配なく」
「アダネア君…」(トゥンク…
「後片付けするので適当に食べててください。粉が落ちるのでお気をつけて」
「大丈夫だよぉ。僕だってそんなドジじゃぁないよ?」
「自覚がないっていうのは流石に自分にアホと罵られても文句は言えませんよばば様」
「酷くない???」

 

 

〜 約一時間後〜


「終わりましたよ。…ほとんど平らげたようで。ピー―が好物なばば様のお口に合うかの心配は不要だったみたいですね」
「君は僕の好み熟知してるだろ…とってもおいしかったんだけど。」
「ええ。でしょうね」
「僕、あんまり甘くない物を作ろうとしたんだけどな」
「知ってますよ」
「だよね。君が知らないわけがないよね」
「ええ。当然ですね」
「お酒を、入れようかって話だったよね」
「ええ。用意はしましたよ」
「入ってなかったね」
「ええ」
「…きみは、」
「自分は、貴方様が何を求めているか、何を作りたかったかはよくわかっているつもりですよ」
「うん」
「協力の要請も受けました」
「…うん」
「ですが応援するとは言っていません」
「…そうだねぇ」
「じじ様に食わせる為の菓子を、自分が作ると少しでも考えましたか?相変わらずの色惚け脳ですね。ヤリすぎで脳が焼けましたか。別に貴方方は番になったわけじゃないでしょう。冬季の宿に都合よくされているだけですよ。労力を捧げるだけで何も返ってきませんし何も成りません。無意味な行為に自己を割くなんて、無駄、ですよ」
「…わかっ、てるよ」
「それならいいんです。どうでしたか。自分が心からの愛を込めて、貴方の為だけに作った、貴方が好きに決まっている、おいしいお菓子の味は」
「すごくおいしかったよ。」
「ええ」
「ほんとうに、すごく、おいしかった。

 

…でもきみは、このおいしさも無駄だっていうのかい」
「いいえ?」
「でも僕も何も返してあげられないんだよ。だけど僕はすごくうれしかったよ。君は本当に僕のことをよくわかってて、だから、無駄だって、同じものだって、それも、わかるだろう」
「あぁ、本当に貴方は物忘れが激しい。それでも何度でも教えてあげましょう。

 

その無駄を、僕らは愛と呼ぶんです」

 

本編まとめ1〜6まで

本編まとめ。えたーなりそうなので。とりあえず全部書くね。次回は10までやりたい。

 

この本編で気を付けていたことは、【神にしかわからない描写はいれない】ということでした。たまに入っちゃうんですけど、何も知らない第三者から見て、の情報をできる限り使おうとしていました。なので、違和感や情報不足が非常に多かったと思います。国の前提の情報があればわかるが、わからないと置いて行かれる、っていうことですね。
基本的にそれらはすべて意図的なもので、本編が終了してもわからないです。本編内で語られ、回収される伏線は半分もないと思います。
この国の裏には何かがあって、その何かを知ることは誰もにできない。それを知る必要はだれにもない。というのがあの国のおはなし、でもあります。なのでそういうのは全部小ネタとして私が使うものです…本編は本編であって、あの国の表立った話ではなく、完全に誰も知らない話です。
あの国は、色狂い共の住む自然豊かな国。設定に上げられている、それ以上でもそれ以下でもない国です。

そのため、言っておきますと、本編中のサラトナグさんの言葉には、嘘、が多いです。隠し事が多いです。何も知る権利を持たないアレスト君へ語る、ということが多いので、サラトナグさんの言葉は、意図的に植え付けようとしている言葉、が多発。そしてそれに誰かが気づいたり訂正したりという描写は当然ですがありませんので、混乱も多いと思います。そういうのもできる限り書いて行こうと思います。

 


本編1:森の中に住んでいたサラトナグさんがサターニアの眼球を持つ異形のウサギを発見する。異常を察し、情報収集のため、人里に向かう
①サラトナグさんの紹介
・植物を操るという点
・穏やかなのがきっと好きなのだろうという人格の表現
②何かが起きた、について
・歓迎されていないことが起きた。事件のきっかけ。あるいは、すでに起きていることの表現
・何かが起きた、にしては動揺が少ない。慣れやスレ、経験があるのか、ということの描写


本編2:仲間である商人との出会い。事態の拡大
①登場人物の詳細
本編1では雰囲気を重視していたため、明確な描写はなかった。より詳しい主人公の描写と、知人であるということがわかる商人アレストの見た目の説明。
ここでサラトナグが偉い立ち位置だということがわかる。
②事件の本格化
重要人物の消息不明という新たな事件。前段階で起きていた事態がきのせい、ではなかったということ。
(うらめも:ここでサラトナグさんがおじじとは最近全然あってないよ!と言いますが、ここがちょっと誇張してあって、ホントはもう少し会ってるし仕事上のやり取りはしてるんだけども関係ないそぶりをしています。
自分が重要人物と深い仲だということは知られたくないという点が一つ。それに加えて、この時は本当にアレスト君のことを落とそうとしていたので、今は君としか親密じゃないんだから!というアピールなんですがこれは効いていないようです)

 


本編3・4:過去の振り返り
①サラさんとルートおじじの過去話
あくまでサラトナグさんからの視点、大事なことは語っておらず、おとぎ話として語られる。その時から生きているという事実があっさりと受け流されることから、今時点では戦争の爪痕はほとんど残っていないという描写。実際はそのころからの因縁が続いているのだが。
ここではある程度のフェイクを挟みつつも、珍しくほとんど事実を語っています。その代わり、大事なところは言ってない。といったところ。サラトナグさんの愚痴が強いので、おじじへのヘイトが大きい。


本編5:街へ到着、王城警備隊キリカと出会う
①現女王の父親がサラさんということの判明&アレスト君の初恋相手が女王さまでしたっていう()
顔のいいアレスト君が最終的にサラさんを選ぶ根拠の一つとして、顔(目)が好みだったっていう理由づけ。
サラさんがすごいという描写が本編内にすこぶる少ないので、王の父など、端々で権力者であることの描写をしていた。
②キリちゃん登場
メインキャラの一人であるキリカの登場&説明。
③事態の確定
これからの方針が事件の解決だということの明記。ストーリーの確定

 


本編6前後編:ちょっとした休憩&アレスト君とマダム・マーチャル
①サラトナグさんの種子(精子じゃないよ)をアレスト君に飲ます
位置探知と護衛という名目。しかし、唾つけたともいえる。眷属化はしていないが、この時点でサラトナグさんの一部を体に受けたことになる。サラさん自身も気付いていないが、この行為&魔力によって、アレスト君でもサラさんの家の封印を解くことができるようになってしまっている。
(サラトナグさんとの相性がいい、といったセリフが出ますが、別にこれはサラさんが色情魔だから出た言葉ではなく、本当に相性がいいです。その理由が、アレスト君のご先祖様がサラさんの加護を受けており、それが脈々と受け継がれていたから。そしてこの加護が、アレスト君の寿命を縮めている、呪い、そのもの)
②マダムとの取引
マダムへのご機嫌取りの対価にマダムの思っていること、を聞く。ここでサラトナグへの信用というものが揺らぎ始める。
精霊の説明も挟む。サラトナグとルートグランの背景にあるであろう闇を匂わせる
(だれも気付いてなかったかもしれませんし気にしてなかったかもしれませんけどここでマダムとアレスト君ヤってます。この時にマダムがアレスト君を気に入ったため、事件終息後、マダムがとある協力を申し出てきます)
③アレストの身体の異常性の描写
サラトナグを受け入れすぎる身体。これに気が付いたことにより、サラさんはアレスト君の身体がおかしいことを知る。
呪いによりもとから弱っていたが、マダムに盛られた薬品類のせいでガタが来ていた。活力であり呪いでもあるサラさんの魔力と加護を追加でどんどん補給されるようになるが、これが寿命の加速の原因でもある。


とりあえずここまで