本編5:サラとアレスのお仕事

荷馬車が大きな街の正門に着いたのは、完全に日が落ち、夜行性の動物たちの鳴き声が森から響く頃だった。いつもと同じ眠らない街ルーダは、騒がしく二人を迎える 「さて...じゃあ僕は王城に行こうかな。君は宿屋に先に行くといい。明日の朝、管理局へ行ってくれ」 「こんな夜に?王への謁見じゃねぇのか?」 黒髪の青年サ…