51人目のサラ

優しそうな母、優しそうな父。物心ついた時、両親はいつだって笑顔だった。 家には僕と母と父がいた。僕には様々な遊び道具と一つの部屋が与えられた。僕しか子供はいなかったはずなのに、その遊具は使われた跡があって、幼い僕はそれに何も感じなかったけれど、きっと、おかしかった。僕はそこから外に出る事は無かった。…