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ほうさんのお国柄

企画参加用創作ブログ。絵は描けない。文のみ。お腐れ。色々注意。

【閲注】こどものひ アレサラ 未遂

 5歳に欲情するので、無理なら無理せず。5歳という描写は少ないので(表現出来る文才がない)、気にしなければ普通の、至って普通の文だと思います。はい。

 

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「ぼくらのあいてはつかれた?」

「...勿論だ。あんたは扱いやすいから増えるくらいどうってことないと思ってたんだがな」

「ふふふ、ぼくはこれでもせいちょうしているんだよ」

「よぉくわかったよ」

 

子どもの頃のサラトナグ三人が眠りについた深夜。茶髪の青年が月明かりの下伸びをしていると、記憶を維持したまま最も幼い姿になった精霊サラトナグが、とてとてと小さな足音を立てて近寄ってきた。

青年の隣に座り込み、湯気の立つコーヒーを差し出してくる。受け取り青年も座り、香りの良い温かいコーヒーを二人で啜った。

 

「...飲めるんだな」

「のめるよ。いつもよりあまくつくってみたけど、ふつうだね。あますぎるくらいだ」

ふうふうと小さな口で息を吹きかけ冷まそうとする。少量を啜るが熱さで眉を顰め、そして飲み込んだ後は甘さに満足しない様子。やはり身体が違えば勝手も違うようで、苦労している。

「俺の方飲むか?結構苦いけどよ」

「きみのはにがすぎる」

「少しだけ、とか」

「それならほしいかなぁ」

幼い手には余る黒いマグカップを置き、アレストの方へ両手を伸ばす。真っ黒な瞳が見つめる。青年はその手を取った。

「どうしたの?」

「熱いから、冷ましてやるよ」

「...きみってほんとうにやさしいねぇ?」

「好きだろ?」

「だいすきさ」

 

青年は湯気を立てるコーヒーを僅かに口に含んだ。自分専用の焦茶のマグカップを傍に置き、少年らしからぬうっとりとした瞳で見つめてくる精霊の頬を両手で包み込んだ。

精霊は小さな口を開け、赤く熟れた舌を誘う様にちらつかせる。青年の端正な顔に小さな手を近づけ、迎え入れる様に頰へ触れた。

 

唇同士が触れ合う。互いの柔らかい感触には慣れているが、今日は片方が余りにもいつもと違う。もっと繊細で、もっと壊れてしまいそうな柔肌。本来ならば抱いてはいけないはずの劣情が、ゆるく、互いの脳裏に現れる。

口付けと同時に、ゆっくりと苦々しい液体が青年の口から精霊の口内へ流れ込んでゆく。

火傷をさせない様に口の中で体温程度に冷ませられた液体は、その濃厚な味わいで二人の境界を無くしていく。全てが流し込まれてもその次を求めるように唾液をすすり、残った風味と香りまでも貪り尽くそうと少年は青年の口元へ齧り付くようにキスをした。

触れるキスではなく貪るキスを、青年は難なく受けいれる。その表情は微笑を湛えている。

それもそうだろう。今青年を喰らおうとしているのは齢10にも満たない小さな小さな少年である。

いくら中身が千年の時を生き、普段口吸いだけで青年の正気を奪う程の舌技の持ち主であっても、今は会話すら舌足らずでうまくいかないのだ。

実際、舌同士を触れさせ合う事は出来ても、口内を蹂躙するような動きは出来ていない。それだけで達してしまう程の快感は与えられる事はなかった。

離れれば銀色の糸が引き、ぷつりと切れる。少年の目は些か不満そうで、じっとりとした目で青年を見詰めている

 

「...きみにこえをあげさせることもできないなんて、すごくくやしいな」

「ちゃんと気持ちよかったから、そんなに拗ねるなよ。仕方ないだろ?サイズが違うんだ」

「むぅ。こんなにもどかしいとは」

「俺を落とす競技かなんかかと思ってるのか?」

「いしきとしてはちかいよね」

「おい」

 

やっぱりにがい、と言いながらもう一度黒いカップを手に取った。

両手を使いカップを傾け、また一生懸命にふうふうと息を吹く。カップを持つのにもいっぱいまで服の袖を伸ばして掴んでいる様子が酷くいじらしい。

青年も自身の好み通りに作られた苦味の強いコーヒーを啜り、そのいたいけな精霊の様子を眺めていた。

 

「もっかい、ちょうだい」

「ん」

また当たり前の様に、青年の苦味のあるそれを強請る。青年も短い返事の後、もう一度口内で冷ましたその液体を少年の体内へ流し込んだ。

流し込む最中僅かな身体の震えにより、一筋。少年の口角から線が引かれた。

顎を伝い首筋まで垂れるその雫を見せつける様に顎先を持ち上げ、青年の紫の目を見つめる少年。その意図を汲み取り、雫を掬い上げるように舌先で舐め、線をなぞる。もう一度唇へ。今度は青年の舌が少年の唇を割り入り、いつもの礼だと言わんばかりに弄ぶ。

ざらつく舌と舌のまぐわいは勿論、歯列も、敏感に反応を身体で返す上顎も、豊かな香りの染み付いた唾液も。

余すとこ無く味わうように、濡れた音を溢れさせ、口吸いは長く続く。余りの体格差に少年は苦しさと快感の入り混じった蕩けた表情を晒し、青年は普段ではない優位への愉悦感に笑みを浮かべながら、徐々に徐々により深い快感を追い求めて行く。

 

「もっと、」

「もっと?」

「ほしいよぅ、あれす」

「わがままなご主人様だな?仰せのままに」

 

冷ましてやるなど、口実にももうならない。

キスを繰り返すうちにコーヒーからは湯気はもう立ち上っておらず、それどころかカップさえも放置されていく。

口付けで思考を奪われていく甘い痺れと、口付けで相手を征服する事の出来る悦びが合わさり、終わる事の無いキスの応酬が続いた。

次第に小さな少年の身体は青年の腕の中に収まる。

欲情の証として溢れる唾液がどんどんと少年の口内を侵食していく。まるで溺れそうになる程に送られる唾液を、愛おしげに少しずつ飲み込んでいく少年。

その度に揺れる平らな喉は、青年を魅了し、踏み込んではいけない領域へ手招く魔性の色香を放っていた。

 

とろんとした眼差しは、少年のあどけなさを残していない。淫美で、蠱惑的で、熟れきった果実の様な纏わりつく芳香を放っている錯覚さえ覚える。

それでもその身体は間違いなく少年で、これ以上へ踏み入るには幼すぎる。ましてや青年の欲望を受け入れるというには相応しくなさすぎるのだ。

互いがそれを理解していても、愛する者同士が口吸いの後、それ以上を求めないというのは別の問題。

ただでさえ淫らに狂った日常をこれまで毎夜の如く送ってきた二人だった。

口吸いの後は肌を合わせ、声を上げ、欲望を曝け出し、知性を放り出してまぐわい、どちらかの胎内へ精を放って、そうしてようやく眠りにつくのが、彼らにとっての日常である。

今更どうしろというのだ。二人きりの寝台は無く、片方は何故か幼い姿へを変わってしまった。

日課のように口吸いだけで昂ぶってしまった自身を、熱く鼓動を早め息を上げる身体を、どう慰めろというのだろうか。

 

おもむろに、青年の太腿を少年の手が撫でた。いや、置いただけかもしれない。だが視線は青年の意思を問うように紫の瞳をまっすぐ見ている。その応えとして、青年は自らの膝に乗る少年の細い腰を抱き、自分の腰をぐいと押し付けた。

緩く張った主張はある。

未成熟な少年に、愛しあっている者とはいえ欲情したのか。流石に超えてはいけない境界だったのではないか。

そんな言葉が自問するが、抑えるほどの事でもないと青年は思っていた。相手が悪い。この余りに淫猥な表情と色香を出すこいつが悪い。決して自分は異常ではない。そう確信していた。

 

「そ、んなめで、みないでおくれ...」

「どんな眼だ?」

「いまのぼくには、ふさわしくないめだよ...わかるだろ...?」

「わからない。サラ、望んだのはお前だろ」

「だって、だって、そうなってくれるなんて、おもってもいなかったんだよ、ぼくは、ほんとうに、」

「嘘つけ。欲しがったのはそっちだろ。

あれだけ昼間眠そうにしてたのに夜寝付かなかったのは何でだ?俺を追ったのは?労わるため?違うな?疼いたんだろ。俺で発散しようとしたな?」

 

 耳元でそう言ってやると、少年はどんどんと息を荒げていく。物欲しそうな表情で身体を震わせ、太腿に置いていた手は探るように青年の腰や中心部を撫で始めた。

 

「ぼくは、ね、ほら、だめだよ。うけいれられない、から、さ」

「その顔で言うか?せめて行動と言葉は一致させろよ色狂い」

「だってぇ、だって、」

「そんだけ生きても恥じらいはあるんだな。射精もまだ出来ない身体で発情した、ってことだろ」

「きみ、だって、こんなぼくに、よくじょうなんて、だめなんだよ...?」

「わかってる。お前が欲しがるのが悪い、と思ってるけどよ、まぁおあいこだな」

 

小さな頭を撫で、とんがった耳を咥えてやる。彼の全身の中でも特に感じやすい部位を軟く噛んでやれば、また外見に似合わない甘い声を上げた。腕の中で、いつもと違い簡単に悶える精霊に、青年の征服欲がどんどんと湧き上がる。もっと、もっと、と。

 

少年の肌着の中へ手を入れ、柔らかい尻を揉んでやる。子供の身体だからか興奮しきっているのかそれともどちらもか、熱い体温を肌で感じながら、じっとりと汗ばんだ彼処を指でぐりぐりと押してやった。

「あぁぅ、あれす、あれす、だめ、あっ」

「俺のでは無理でも、満足くらいはさせてやれそうだな?」

びくびくと身体を跳ねさせながら嬌声を上げ、青年にしがみつく。こんなに柔な刺激でここまでさせれた事はない、とニヤニヤと笑みを浮かべながら考える。これは背徳感と共に、中々楽しいかもしれない。

 

少年の美しい顔を、股間部へ押し付けてやる。少年は淫らな表情を浮かべ、何も言わずとも頬擦りをした。

「...その身体でも、お前なら俺を満足させれるだろ?サラ」

「...う、ん。できる、できるよ、あれすと」

「やりたいか?」

「したい。ふれていい...?ね、ちょくせつ、きみに、ああ、ねぇ、もしまんぞくさせられなかったら...?」

「こっち、無理矢理にでも使ってやるよ」

指に力をいれ、僅かに中へと押し入る。非常にきつい。きゅうきゅうと指を締め付け、招くようにひくつく動きを感じ取り、青年は意地の悪い笑みを浮かべた。少年の息は更に荒ぐ。

 

「もしこっちにぶち込んだら...壊れちまうな?頑張れよ、可愛い俺のサラトナグ。久々の痛いセックスがしたいってなら話は別だけどよ」

 

なんと支配欲をそそらせる顔をするのだろう。いつもはこんなに酷い言葉をかける事は無いのに、優しく扱わなければいけない姿であるのに、何故か酷く荒々しい言葉が口から溢れるのだ。

それでもその頭を撫でてやれば、少年は酷い笑みを浮かべる青年へ、確かに頷いた。

嬉しそうに、待ちわびていたと言うように、ご馳走を目の前にした浅ましい野良犬のように。

溢れる唾液を飲み込み、青年の衣類の前を開き、肌着をずり下げ、そして紅く熟れた可愛らしい舌を、現れた青年の欲望へ這わせ始めた。