ほうさんのお国柄

企画参加用創作ブログ。絵は描けない。文のみ。お腐れ。色々注意。

ついったーはろうぃん

ツイッターでわちゃわちゃ書いてたハロウィンの三人衆の奴をまとめただけの物です。
ちょっとだけ加筆あり。アダネアさんの下ネタが少し増えてます。まぁツイッターで出てる程度です
 
 

 

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・まえふり
「今ドレスタニアにお菓子を持っていけば、ロリショタが寄ってたかってお菓子ちょうだいと強請り、菓子がないと突っぱねるとイタズラまでしてくれるらしいですよ」
「もうちょっと違う言い方はなかったの?ハロウィンね、ハロウィン。 今年は国外で楽しむのもいいなぁ。行く?」
「自分とですか」
「うん」
「お伴します」
「じゃあ僕はお菓子を作ろうかな。せっかくだしカボチャを使おう」
「それでは船を用意しておきます」
「任せていいのかい?」
「アテがありますので」
「君のいうアテ、って、大体君にだけあってその対象にはないよね。問題は起こさないでよ?」
「死人は多分出ませんよ。死ぬとしたら自分ですけど」
「無茶もやめて」
 
 
・いってくる
「…外国行くのか」
「うん」
「あの人とだろ?俺は?」
「お留守番」
「よかった。あの人俺にすげぇキツイから」
「君はそのうち来るあのジジイの分の食料を補給しといておくれ…」
「あいよ。菓子作るんだろ?手伝う」
「ありがと。僕かぼちゃ採ってくるね」
「おう。さて、何にすっかな…」
「クッキーがいいなぁ」
「かぼちゃのか?」
「うん。後ドーナツも作るよ」
「カボチャの?」
「ううん、蜂蜜」
「ああ。ルートグラン様の分か」
「…そうとは言いたくないけど、ないときっとなんか機嫌を損ねそうな気がする…」
「あの方はそんなわがままじゃないだろ?」
「君にはわがままじゃないけど、僕には結構わがままだよ…」
「仲いいよな」
「君の目は節穴?」
「誰が見てもそういうと思うぜ」
「拗ねてるの?」
「拗ねてない」
「かわいいね」
「うっせぇ」
 
 
・しってるよ
「レイゲンドール、トリックオアトリート」
「おや!アダネアではないかね!ハッピーハロウィン!!受け取りたまえ!」
「どうも。相変わらず派手な色彩ですね。発情期の鳥ってそんな感じですよ。眷属によく似た主人だ」
「貴方はすぐに品のない言葉を使うことさえやめれば非の打ち所がないというのに!!」
「ところでレイゲンドール、貴方このシーズンそんなに忙しくないですよね」
「うむ!」
「ガキ共にハロウィン満喫させる為だけにサボってるから」
「…うむ?」
「大抵行くのは奴隷の扱いがない国ばかり」
「少しよろしいか!?ワタシはハロウィンの時期に仕事をサボると誰にもバラしていないぞ!?」
「あのトカゲ女(マダム)が目をつぶっていたのか見ていなかったのかはわかりませんけど、主要船舶の動きを見るのは当然ですよ。使ってる経費の割に利益はあげない、注文票の謎の雑貨はよく調べてみれば大抵砂糖。普段殆ど船は壊れていないのに、毎年この時期にだけ増える修繕費。仮装ですか?楽しんでますねぇ」
「さ、砂糖類は…うまく隠したと思っていたのだが…」
「隠し方が下手でしたね。 それと、長期での休暇は移動を含めず二週間までです。それも船上での生活の疲れを癒すため、という名目ですので原則自国で一切の出航は禁止です。丸一ヶ月も職務を放棄し国々を巡りイベントをハシゴするのはどうかと」
「…貴方がそういう事を言うときは何かを要求する時のみである事をワタシは知っている…」
「強請るネタがこれだけで済んで助かります。たいした事じゃないですよ。ハロウィン巡り、同船させて下さい」
「…それだけかね?」
「はい」
「はっはー!それならば早くいいたまえ!構わない!!」
 
 
・すなおでよろしい
「いやー、素晴らしく話がわかる長で助かりますー、ではこちらに同意のサインと出航予定日等々の誓約書ありますのでお願いします」
「うむうむ!貴方もハロウィンを楽しみたかったのだな!!わかるぞ!」
「自分もかつて子を持った身ですから、貴方の気持ちはこちらもわかりますよレイゲンドール」
「そういえばライネイは貴方の娘であったそうだな!大変世話になった!…よし!ひ、ふ、み、よ、い、む、な、や!!以上だ!!」
「はい、これで諸々の処理は終了です。サラ様には貴方がサボっていた事は決して言いませんご安心を。ついでに今までの下手くそ極まりない雑な改竄は上手く処理しといてあげますよ、温情で」
「いやはや!助かる!悪い事とは思っておるのだが、やはり子等の笑みを見るとやってしまうのだ…!!」
「お人好しが行きすぎてやっぱりバカですよね」
「失礼すぎやしないかね!」
「ではこちら写しですどうぞ」
「うむ!
…うむ?」
「何か?」
「二人、乗るとあるんだが、貴方と誰だろうか!」
「ばば様ですけど」
「んん!?」
「サラトナグ・ルーダー様です。ええ、そうですとも」
「ま、待ちたまえ!!バラさないと、」
「バラしませんよ。乗せるだけですから、船に」
「謀ったな!?」
「知りませんねぇ。ばば様のご機嫌取りのお手伝い位はしますから、精々ケツの穴締める練習でもしといたらどうです?ムカつく事に貴方はばば様に気に入られてますし、拷問はされないでしょう」
「ぐぬ、ぬ…!!これもワタシ自身が蒔いた種…仕方がない…!」
「まず、乗船させるだけでいくら貴方がお偉いさんでも8回も長ったらしい本名のサインをする事に疑問を抱くべきでしたね。もう無駄ですけど」
「まぁ過ぎた事は仕方がない!アダネア!貴方の分の衣装も選ぼう!」
「アホが過ぎる」
 
 
・あまたれふたり
「(にこにこ)」
「さ、サラトナグ…ごきげんよう…」
「(にこにこ)」
「本日も…変わらずお麗しく、ワタシは嬉しい…です…」
「…船の内装がハロウィン一色だね?」
「うみぅ…」
「罰金年度中増税減給」
「…それだけでよいのかね?」
「正直、君はもう仕方ないかなって」
「やった!」
「なんでも許すとは言ってないよ?」
「だがハロウィンを楽しめるのはワタシ達にとってとてもうれしいことだ!!今日は宴だ!はっはーー!!」
「随分と余裕そうだね。それに、今日も、だよね」
「うむ?」
「もう少し国の財布の紐締めていい?」
「節制するのでどうか情けを頂けると幸いだ!!!」
 
 
・いいすね
「そういえば貴方方は相当長い付き合いだそうだが!」
「自分が20歳位の頃からお付き合いしてます」
「もう300年くらい?」
「一緒に暮らしてたのは100年程です」
「ワタシが生きているのと同じ程共に住んでいたのかね!」
「わりと長いでしょ?昔は可愛かったなぁ…」
「昔から、です」
「はいはい、昔からね。昔からちょっと拗れててすごく素直」
「大抵この方に仕込まれたので、レイゲンドール、恨むならサラ様を恨んでくださいね。自分は知りません」
「いや恨んでいる事はないぞ!ただ、通りで仲がいい訳だと!」
「はぁ」
「貴方はサラトナグには笑うのだな!安心したぞ!」
「自分は結構笑いますよ」
「僕にも笑わないよこの子は…」
「そこはわかり合っていないのかね!」
「不機嫌な表情はわかりやすいんだけどね…」
「少なくともアダネアがワタシ達に何かしらの変化を見せる事はまずない!ので、ワタシは少し嬉しいぞ!」
「お人好し」
「ほんといい子だね君は…」
 
 
・むにむに
「ああそうだレイン。昔から知ってたよ、君の不正報告」
「うむ!?」
「アダネアはどんな些細な事も全部報告してくれるからね。君の着任時からの情報全部聞いてる」
「で、では何故今!?」
「さぁ。ゆすったあと一番効果が高い時期に言えって言われたからさ。今回がそうなのかはわからないけど」
「あのサインか!!!!」
「サイン?」
「そうに違いない!!いくつかの書類にサインしたのだ…!何か彼にとって都合の良いことがぽつぽつと含まれていたのだろう…!」
「レイン、君はもう少し慎重になりなよ…」
「何故身内を疑う?」
「あの子を身内扱いしてくれる優しさは本当に好きだけど、お人好しが過ぎるんだって」
「だが、貴方もルートグランも、アダネアを未だに処罰していない!」
「まぁそうだね」
「マザーもよく仲良く茶会をしている!」
「リヴァイラはおっとりしすぎなんだけどね」
「貴方様方が信頼を置いているのだ!悪人なわけがあるまい!」
「レイン…君ってやつは本当にかわいいね…!!いい子いいこしてあげるよ…」
「はっはー!ありがたく撫でられよう!」
「でも不正はいけません」(ほっぺぐにー
「はががががが!!ひらい!!いひゃいのだ!!」
 
 
・これがいちばん
「アダネア、何書かせたの?」
「色々とです。自分が呼んだら早急に国に戻れとか、」
「ああ、あの子呑気だからね…」
「自分の眷属はあの女のトカゲよりも監視範囲が狭いので、鳥をもう少し国に増やせとか、」
「アダネア…」
「それとサラ様がいつも悩んでたので、あの船に使っている魔導機構と、研究中のもの、開発中のもの、全ての報告義務を設けました」
「アダネアくんーーーー!!!」
「はい」
「ほんっと、ほんっっと、君って最高にいい子だよ!!!」
「復縁してくれます?」
「それとこれとは話が別」
「チッ」
「…君もなでなでしてあげるよ」
前立腺をですか?」
「…夜にね」
「まさかいいと言われるとは思いませんでした」
「これがご褒美になるっていうなら全然してあげるよ」
「自分奥までずっぽりはめられるのも好きですよ知ってますよね当然ですよね期待してケツ洗っておきます」
「ここぞとばかりに主張するねぇ…」
 
 
・はいはい便利便利
「めっちゃ仮装あるね」
「はっはー!気がついたら積もり積もってこうなってしまった!!好きなものを選びたまえ!」
「これ何?僕のコートとちょっと似てる」
「えぇとなんであったか!」
キョンシーじゃないですか?」
「そうだった気がするぞ!そんなようなのだ!」
「何それ…アダネア」
「はあ。簡単に言えば動く死体。海底洞窟にいるような腐り爛れた死体ではなく、死後腐る事なく姿を保ったままだそうです。その服はその国の高官の服で、民間人は着用禁止だそうですが死装束としての使用は認められており、死後の世界での出世を願い着せられていたそうです。我々は死後の世界などよくわかりませんが、つまりそう言う服装です。ちなみに死体は死後硬直のせいで固まっており、あまり自由には動けず時間を置き硬直が解け始めると動き出せる等色々と諸説あるそうです」
「貴方は物知りだなアダネア!」
「アダペディアとお呼びください」
「ええ…」
「ま、ゾンビの実状としてはお似合いじゃないですか。死んでるのに死んでないような格好で人食いですからね。死に時期逃したばば様には」
「そこでディスんのやめてくれない?」
「まぁまぁ!今や楽しい祭りなのだ!きっと貴方様に似合う格好だろうサラトナグ!それで十分ではないか!」
「えっえっ」
「子供達のサイズで作られている!貴方に合うサイズで早急に用意しよう!なぁにすぐに終わる!はっはー!」
「精霊のくせに死体やるってどうかと思いますけど、自己愛塗れのばば様には関係ない話ですね。採寸手伝ってあげますよ。脱ぎ脱ぎしましょうねー」
「待って待ってえっちょま」
 
 
・だれがため
「君は顔隠せる物にしてよね」
「はあ」 
「何故!?折角美しい容姿をしているのに隠すなど!!」
「何言ってるのレイン。アダネアは黙ってたら美人さんなんだよ!?いたいけな女の子が寄ってきちゃったらどうするの?」
「面食いのビッチが来ましたか。盛りのついたメスは嫌いじゃn「ダメだよ」…」
「ダメだろ?」
「いけないな!」
「だから顔は出しちゃだめ」
「包帯でも巻きます。コートは脱ぎたくないですよ。自分は」
「包帯?ダメだって。まだダメだって」
「ばば様は相変わらず注文が多い」
「君の美しい金糸の髪が見えてしまうだろう。十分危ないよ」
「…そうですか」
「そうだよ」
「カボチャでも被るかね?コートはそのままがいいのだろう!」
「いいじゃないか。持って来たカボチャでいいのあるかな」
「もう好きにしてくださいナルシスト共」
「そうするに決まってるだろ?決まったら梳いてあげるよ」
「したいんでしょう?」
「うん」
「ワタシもいいかね!」
「夜にセックスの邪魔をしないならいいですよ」
「しないぞ!」
「ならどうぞ」
「いいんだ…」
 
 
・メタがすぎます
「少々雲行きが怪しいな!」
「いくらで君でも天気が悪くなることはあるんだねぇ」
「はっはー!流石に天候は操れん!国を離れると特に!!」
「天気がどうなるか調べてみますか」
「雲読みの学があるのかね!」
「いや自分にはないですけど、コレ、にはあります」
「ちょっとまってアダネア君それはいけないやつじゃ」
「Hey As「siriだよ!!!!」なんですかいきなり欲求不満ですか」
「なんだねその薄い板は!!それが雲読みができるのかね!!??」
「そう、なんでもできるんですよ。あいぽ●んならね」
「やめておくれもうやめるんだ僕だけじゃツッコミがおいつかない」
「突っ込む物なら三本ありま…二本でしたね」
「どうすればいいのだ!?おお!ぽわぽわと音が!ぶるぶると!!」
「あああああやめるんだそれいじょうはいけない」
「HeyAsあるいはHeysi「尻!!!」バカだこいつ」
「アナルじゃないし尻でもないし何で持ってるんだよちょっと!!ちょっと!!」
「なにかね!?もうす、もうすこし弄らせてくれたまえ!!」
「絶対変なことするからダメ!!!」
「ああっ!?ま、待つのだ!!やめ、ああああっ!?蔓はダメだ!つるは、むぐっ!?うぐぐううぐ!!!」
「没収!!」
「それ自分のなんですけど」
「君にこれをもっていいと許可した覚えは僕にはないよ!」
「大丈夫ですよただの音の出る玩具です。何の機能もない模造品です」
「あ、そうなの」
「むぎゅぐぐぐーーー!!」
「触手レイプですね。写真撮って目線入れて晒しますか」
「やめなさい!!そしてやっぱり模造品じゃないじゃないか!」
ジョーダンです。ちゃんとコレはガラクタですよ。押すとしばらく振動するだけの。こいつのパンツの中にでもぶち込んどきますか?」
「それは少し楽しそう」
「むぐぐぐぐーーー!!!???」
「嘘だよ」
「ええ嘘ですよ」
「「あっはっは」」
「ふぐっ。う、うう、うむっ!!人が悪いぞ!!意地悪をしないでくれたまえっ!!」
 
 
・夜までには起きてください
「おはようお二方!!よい朝だぞ!!」
「…おはよう」
「眠そうだなサラトナグ!!はっはー!無事晴れたな!!清々しい朝日を浴びよう!!」
「れいん…」
「なんだろうか!!」
「きみは本国をでてもげんきなのが…すごいね…」
「はっはー!お空はどこまでもつながっているのだ!!」
「うん…そっか…」
「…まだ眠られるならカーテンは閉じるぞ!」
「たいようはみる…そのままでおねがい…」
「かしこまった!食事はお持ちしようか?」
「ううん、いい…あとでたべにいくよ…」
「あいわかった!アダネアはまだ起きんのかね!」
「さっきねたばっかりだからまだ起きないんじゃないかな…」
「…カーテンは閉じておこう!」
「いいってにっこうよくするから…」
「貴方が平気でも彼には辛いだろう!!寝たまえっ!」
「うるさい…」
「あれま。耐えれなかったかい」
「日光よりさきに、声量を落とせガキ…」
「おおっとまじぎれ…」
「はっはー!失礼した!快適な船旅をお楽しみあれ!!」
「ほんと…あかるいなぁ…」
「うるさすぎるんですよあいつ…」