ほうさんのお国柄

企画参加用創作ブログ。絵は描けない。文のみ。お腐れ。色々注意。

精霊語集

 
小ネタです。精霊語を単語で集めてみた。そんなに量はないです。でもおまけが増えたから文字量は多いです。
 
10/2 追記
 
前書き
元々これくらいしか考えてなかったヨ的なスト君
 
アレスト(最愛・大事な人・伴侶・恋人)
【ア、が、一つの個体、一人の人物を指す言葉。レストが、失いたくないもの、大事なもの、かけがえのない、などの意味を持つ。合わさって、特別な存在(人物に対して)の意味に転じた】
 
精霊語の存在は決めていたけど正確な意味としてはスト君の名前くらいしか最初は決めてなかったんだっていう。
 
尚、精霊さんたちの名前には大して意味はない。というか意味を持たせず、少々の法則性と音だけで決めている。彼等それぞれの個体が特別な意味を持つことはないので、あくまでも彼らの名前は、個体の識別番号と同等のもの。文化的な決め事としては、
・名前の文字数が多い程偉い(?)。五文字以上はそうない。貴族とか強いとか。ただ例外もごくまれにある。
・四個以上の音で構成された名前は大抵精霊や精霊に関わるものにしかついていない
・三音は中層民、街住とか。
・二音は奴隷階級や田舎住。
・精霊の名前にはラリルレロが大抵は入っている
・伸ばす棒が入ってたら大体イイトコの子
そんなかんじ。ただ、ミドルネームとか苗字がある場合、それらは意味を持つ文字列である場合が多い。
 
 
 
 
単音系
 
ア(一人という個体、人物、種族的な意味はない、貴方、の意味も含む)
 
オ(一つという物体、それ、これ、などの指示語、一番(上)であること)
 
ズ(単語と単語をつなげる言葉。~且つ、や二つを併せ持った、兼ねそろえた、同等ではなく相乗に近い)
 
ト(~の~、単語と単語を繋げる言葉。先の単語を後の単語で説明する時等。
小ネタ:サラトナグさんの名前は、サラ ト ナグ。ナグは数字を機械的に音に嵌めただけのもので、サラト、の時点で~のサラ、という意味。名前自体が○○番目のサラ、という意味になっている)
 
ム(人型の生き物。管理対象。少々の蔑称の意を含む。亜人種(?)達にも必ず付く)
 
ラ(はじまり、0、一番最初の、最も単純で原始的である、それ以外に何もないなどの単純さを指す)
 
リ(静止・停滞・拒絶・変わりのない様・清貧)
 
ル(豊か・恵・暴力的・限りのない・何事においても質量の多い様を指す)
 
レ(嘆き・悲しみ・慈愛・優しさ故の・運命的・抗えない流れ)
 
ロ(おわり、最後、終末、最後であると言うことからそれ以外にも何かが複数ある事も指す)
 
ラリルレロ(精霊達の言葉に多く出てくる音。加護が宿るとされている音。精霊達の名前の多くにどれか一音は入っている事が多い。逆に入っていない場合は、大事にされていないというか…後継ではないとか、予定外の子とか…そういう意味を含める)(一応、火、水、地、空、風、の順で司る(?)音がある)
 
ー(伸ばす音)(高貴である・由緒正しい・歴史がある・信仰深い事を表す)
 
 
 
 
文化的な音
(ほぼ廃れてる。共通語で鳴こうねぇ)
ルーダ国の言葉が共通語に変化していっているから、おかしい音は生き残りのサラさんくらい…
 
「うわぁ!」
ミゥ・ミ!(リード国の方の鳴き声(?)。衝撃があった時、驚いた時。)
アウ・ウア!(中間音。ルーダ国の方の鳴き声。たまにあうあう言う奴がいる。赤い人とか)
 
「ひえぇ」困惑、恐怖、慄き
ピィ(リード国の方。怯えが入るとぴいぴい言う。許して、感。)
ヌ、ム、グ、等の篭った呻き(ルーダ国の方。許してとか言わない、命乞いとかの文化ないから…)
 
 
 
 
美しさ系の言葉
 
シャンテ(清楚さ・純潔・穢れがなくて美しい様)
 
ミーリィア(完璧とか完成されている、洗練されたものに対する美しい・完成度に対する賛美)
 
ヒューレ(魅力的である、華がある、異性(?)としての魅力を褒める言葉。素敵!とか。容姿に使うことが殆どな筈。)
 
ランクゥル(強くて雄大な美しさ・荒削りで野生的な美しさ)
 
カットゥレン(輝き、煌めきに対する美しさ。眩い程に、直視できない!位の褒め言葉にもなるので、他の単語と共に使われることも多い)
 
アーツ(精神的な美しさ。気高い、尊敬に値する理念、等々。悲劇を乗り越えた、等の称賛)
 
ヴィアーニャ(素晴らしい!という功績に対する称賛。為した事柄、結果に対するもの)
 
フィ・フィルフィル…(感嘆符に近い。すごいやばいしか言えない、位の…いっぱい言うと大げさになる。ふぃーる、になるともっと大げさ)
 
リュス(かわいい。幼げだとか元気だとかいじらしいだとか、そういう褒め言葉)
 
 
 
 
その他

 

精霊、という言葉はない。我々という意味の【ラトロ】が値する。
 
ラトロ(我々。元々は、ラ ト ロ で、終わりの始まり、最後まで見続ける者、として自分たちの事をラトロと呼んでいたが、様々な種族が混ざって過ごすようになり、我々、の意味に全種族が入った。精霊の事もラトロと呼び続けている)
 
ラム(人間という種族としての呼称。ラ、がもっとも単純である、という意味を持つので、何の変哲もない、一番最初に受け持った管理対象、位の意味合い)
 
イルム(妖怪という存在の総称。見せしめの種族、とされている妖怪なので、見せしめ=大いなるものからの裁きが既にあった、人型の物、ということで、イール+ムでイルム)
 
テシュム(鬼という存在の総称。暴力、敵性の種族として作られている鬼なので、柵の外・敵=暴力的で秩序無くあるべきな、人型の物、ということで、テス+ムでテシュム)
 
 
ネル(自然的・穢れのない・汚されていない・非人工的な・潔癖・誇り(精霊的な))
 
テス(暴力的・無秩序・無意味・非常識・法則的でない様・気ままとは言えない暴力を伴う事柄)
 
コーズ(規律・ルール・法則性・頑固・法律・固定概念・決められた事柄)
 
ティルア(犠牲・贄・等価交換・対価・捧げる側)
 
イール(裁き・妥当・相応の報い・平等・断罪・与えられる側)
 
 
レスト(替えの無い、大事な、失いたくない、特別)
 
サン(祈りの言葉。大いなるものにのみつける特別な敬称であるサ・ンで、信仰そのものを表す。大いなるものへの心情、精霊達側からの大いなるものへの行動など、非常に多くの意味を持つ)
 
ニア(疑問符。だよね?とかどう思う?とか、相手に返答を求める場合に語尾につける。つまり言い合いが続くとにゃーにゃー言う)
 
 
ノステラ(春。季節を表す言葉で、正確な月などは示さない。暖かい季節、暖かい日)
 
ジュンク(夏。暑い日、暑い季節)
 
ツェフス(秋。涼しい季節。小麦の実る季節といえば、という事で豊穣の季節としても表す)
 
エテルー(冬。寒い日、寒い季節)
 
 
シュッツ(自由、束縛の無い、分け隔てない)
 
ワイス(永遠、長きに渡る、ずっと続く)
 
エイ(穏やか、緩やかに、ゆっくりと)
 
ノウ(希望、望み、乞う、願う)
 
 
トゥレナ(詩人、歌い手、歌唱、歌う事、歌う者)
 
ケトラ(同一化、馴染む、消える、(違和感の)消失、自然である)
 
クロレ(実験、試みる、試験的な、練習)
 
メル(女性的、女性らしい、母親、妻、模範とすべき女性などの敬いや尊ぶ意味合いを含む)
 
 
名詞
 
フィリフ(流氷)
リ・フィリフ(春に北の海に見える特定の流氷の浮いた景色)
 
オーレン(花、華、花弁)
 
ルル(小麦)
 
クリス(水平線、海、海原)
 
 
レナ(歌、詩、唄、唱、吟、咏、謡、詠etc)
 
エン(旅)
 
シェル(星)
 
レンシーデ(ン)(月(季節や時期ではなく夜空に浮かぶ方、お祈りなどに使う場合はンをつける)
(後述アートフィアにも同じような意味を含むが、そちらは、天上に存在するモノ、としての恐れや崇拝を含む)
 
 
 
大いなるもの関連
 
イズヴァーハ(業火・噴火・容赦のない炎・燃やし尽くした跡)
【火の父関連の災害を表現する言葉。強い火の魔法、厚い火の加護も転じてこう表される。】
ラ・ヴァズサ(大いなる火の父)(サは男性への敬称)(この場合のラ、はあくまで加護の属性的、信仰対象に対する呼び掛け的な意味の音であり、はじまり、などの意味合いとは違う)
【親愛を込めて、的な意味合い。特に信仰が厚く愛されている精霊くらいしかこういう風には呼ばない。(ねぇお父さま?みたいな言い方)仰々しく偉大であると表現する時はイズヴァーハも火の父を示す言葉となる】
 
シャントーレ(洪水・氾濫・津波・大波・流し尽くす破壊)
【水の父関連の災害を表現する言葉(後略】
リ・シャンサ(大いなる水の父)(後略)
【親愛を込めて、的な意味合い。(後略)】
 
ノンテーレン(暴風・竜巻・黄砂・雷・轟音)
【風の父関連の災害(後略)】
ロ・テレンサ(大いなる風の父)(略)
 
ミールクズマ(地震・地割れ・土砂崩れ・崩壊・埋め立て)
【大地の母関連の言葉(後略】
ル・クズマン(大いなる大地の母)(ンは女性への敬称)
 
アートフィア(天候的な災害・空からの物・太陽や月・営みを途絶えさせるもの)
【空の母関連の言葉。どちらかといえば滅びや滅亡、悲しみや嘆きと言った意味合いが強い】
レ・フィフィアン(大いなる空の母)(略)
 
 
 
 
定型慣用句
 
ラ・ア(初めまして!的な言葉。ラ=最初 ア=貴方 貴方に会ったのはこれが初めて)
リィリィ(元気?とか変わらないね!みたいな挨拶。元気であることを標準としたうえでの調子はどう?とか、つまり普通の挨拶の決まり文句)
ラ・ア・リィリィ(初めましてこんにちは!位の意味合い)
 
レ・ラン、レ・ロン(朝・夜、一日が始まる・一日が終わる。レ、が運命的な流れを示す音なので、日常を一日の繰り返しとみなし、その始まり、終わり、と表す。ン、は天の巡りは母の意思であるという事から)
 
 
 
 
 
 
 
おまけに魔晶剣の名前
 
ルウ国の独自武器、魔力の結晶の水晶体で造られた剣、魔晶剣。ちなみに本国登場人物だとサラさんの持ってる短剣とおいたんの使う短剣が魔晶剣です。レイン様の突剣、ルノ様のナイフ、キリカちゃんの苦無、この辺は違います。
 
これを書き出したきっかけがらんさんの自警団募集に応募された長田さん作のクランくんの剣募集(ややこしい)だったのですが、最初の提出は火の剣だったんですけど…勢い余って5属性全部作ったので…結局長田さんに選んでいただいて空を出しました。でも折角創ったので全属性おまけとしてここで公開します。
 
一応空剣だけだしたけど、あとの4振りについてもちょっと設定組んだり妄想したりしたので、もしよければ小ネタとかに使ってもらえたら嬉しいです。
ただ、全5種類の剣をせっかくなら集めてほしいけど、同時に5本持てる人って…存在しないのではないか…?ってくらい条件が厳しいので、まぁまぁやっぱり小ネタだね。設定は適度にこう…マイルドにさせたりして…ね…!
 
ちな現在、
火・風→所有者有
水・土→市場を回ってる
の状況だと思ってます。魔力を込めた人が誰かとか、誰が持ってるかとか、今どうなってるかとか、色々仕込めるネタはありそうだからこのまま埋めたくはなかったんじゃぁ…興味を示されたら食いつくぞ。
 
尚名前の法則性は、
一つ目:持たせる性質・属性への祈り
二つ目:外来語。人工物故の単語であって精霊語的な意味はない
三つ目:求めている・所有している性質など
四つ目:大いなるものの力を示す単語
 
になってます。
 
 
ラ・イノセント・ネル・イズヴァーハ
《無に帰す劫火は我が誇り》
(めっちゃ熱い。燃やす。鉄をも溶かすがその性質上持ち手まで水晶。だから、普通に強そうなんだけど持ち主も熱い。力量で判断してくるから強者じゃないとあっつ!あっつ!!ってなって持てない。強い!信念がある!って認められないと持つことさえキッツイ)
ラ=何もない、0である→無に帰す
イノセント=ただの英語(外来語扱い)。無垢。無邪気、など。
ネル=誇り高い、潔癖→持ち主の純潔さや誇り、高貴さを求めている
イズヴァーハ=火の力。
《認められる程の高潔さがあるのであれば劫火の力を与え全て焼き尽くすだろう》が大まかな訳。
 
 
リ・ズィミア・コーズ・シャントーレ
《静止の濁流は汝を呑む規律》
(氷の剣。凍らせる。とても冷たい。白っぽい霧が出る。刀身がどの位の長さと範囲なのかもわからないくらい霧が出る。わからない。尚鞘に入れている間は復活するけど長時間出して使ってると段々ちっさくなっていくぞ)
リ=静止、停止、拒絶→水が止まるという事で氷
ズィミア=意味は特にない造語
コーズ=規則、規律、正当性→模範的と言える者であるか?を求めている
シャントーレ=水の力
《規律を遵守できる謹直さがあれば認め、不変の水の力を与え汝を護るだろう》が大まかな訳
 
 
ル・ダリン・ティルア・ミールクズマ
《豊穣は犠牲を以って叶う》
(捧げ物(切った犠牲)によって力が変わる。切れば切る程鋭くなるし刃こぼれも直る。その代わり定期的に切ったり手入れとかめっちゃしないとやさぐれる。剣をお姫様扱いしてください)
ル=圧倒的な質量・物→純粋な力、見返り
ダリン=ただの造語意味はない
ティルア=贄・対価・捧げ物→剣に対し己の価値を示すことができるかどうかを求めている
ミールクズマ=大地の力→大地の母自体がわがままなお方でして…
《求めに応じ続ける事が出来るのなら、こちらもまた応じ続け、強大な力を与えるだろう》が大まかな訳
 
 
レ・ゲインド・イール・アートフィア
《等しく裁く秩序の天啓》
(相手より自分が悪である場合、自分が未熟である場合、戦いに正当性がない場合、その刀身が折れる。基準は?まちまち。めんどい)
レ=慈愛、嘆き、運命→世界の正しい流れ、望むもの、を正義として捉えた、悪と敵を討つ力
ゲインド=意味なし造語
イール=裁き、妥当、平等、与える事→自身に正当性、裁くに値する正義があるか?を求めている
アートフィア=空の力
《そなたは正義を貫き、清く正しく世界の求む形を体現する必要がある。その覚悟はあるか?あるならばそなたは代弁者として認められる》が大まかな訳
 
 
ロ・センスリス・テス・ノンテーレン
《暴虐の風は全てを薙ぐ》
(風の刃を纏っている。刀身で切れないのがいいんだか悪いんだか。暴れん坊過ぎて言うこと聞いてくれないので、剣に認められないと斬りたくないものもバッサバッサ切る事になる。しかも認める基準が強いとかどうかよりも自由か、縛られてないか、みたいなわかりにくい基準。あと鞘がすぐぼろぼろになる)
ロ=最後、終末、複数→消す、終わらせる、全てを無くす
センスリス=確か無秩序辺りに近い音の英語から引っ張ってきた。外来語扱い
テス=暴力的、非常識、無秩序→暴れる、縛られない、自由である様
ノンテーレン=風の力
《何事にも縛られず、己が為だけに存在する自由さを持つのであれば、荒れ狂う暴風の力は全ての禍を退けるだろう》が大まかな訳
 
 
 
もっとおまけ
 
送った文章を手なおししたりしてまとめた
 
 
魔晶剣のその美しい刀身は芸術品としての評価も高い。逸品ともなればその斬れ味は触れただけで敵を断ち、刃こぼれは大気中や使用者の魔力を吸い自動で直る、主人を剣が護る、とさえ言われる。(というか魔晶剣と呼ばれる魔力の結晶を刀身に持つ武器は性能がピンキリ過ぎて芸術品用の宝剣も多い)
 
この職人が作った五振りは、皆業物だ。その生涯を武器造りに捧げた末の、職人が真に作りたかった剣達、である。込められた魔力も申し分ない、正しく名剣。それぞれが使い手に応じる、意思のある剣だ。
 
(才能があったから剣を作り続けてたんだけど、本当はあんまり殺しとか戦いのための物は作りたくないなぁと思っていた職人が最後に作った【剣の方が無茶苦茶使い手を選ぶから使えるもんなら使ってみろシリーズ】全五種類。めんどくさい剣揃い。ただ、本気で作ったことに変わりはないので、使える者が現れた時はどれも本当に逸品(だと思う)。実際国内では殆ど武器が使われない事や使い手がいない事から、芸術品としての価値の方が高かった。性能はモノホンなんだけど、使用者を選ぶ基準が高過ぎるのが問題。)
 
 
ラ・イノセント・ネル・イズヴァーハ
《無に帰す劫火は我が誇り》
 
ルウリィド国の精霊の武器職人が晩年に創り上げたとされる五振りの魔晶剣、その内の一振り。透き通った水晶体の刀身を持ち、五つそれぞれが精霊の手によって封じられた各魔法属性の特徴と色味を持つ。
 
イズヴァーハは透き通った深紅の水晶で出来た剣だ。この剣は完全に水晶のみで出来ている。刀身も鍔も柄も含めてだ。太陽にかざすと外殻が透明に煌めきまるで陽炎の様に輪郭が揺らぐ。
 
込められている属性は火。火の父は知性、誇り、武勇、勇敢の象徴とされる。高潔な使い手に応える剣。使い手が誇り高く精悍であれば、込められた魔力は剣全体を鉄をも溶かす高温とし、如何なる敵も障害も燃やし尽くす。
しかしながらその使い手を剣が認めぬ場合、その柄は握られることすら許さない。無理にでも握ればその皮膚は焼き爛れ二度と剣を握れぬ手になるかもしれない。
 
(簡単に言うと、立派で誇り高い戦士が持てば鎧だろうが何だろうが両断する剣。でもへなちょこが持つとめっちゃ熱くて握れない。鞘に収まっている間は発熱しない。使い手の技量、勇猛さ、誇り高さ、清廉さが十分であれば使い手に火耐性を付与し、剣自身の炎で焼けないようにしてくれる。あと下ネタとか不潔(性的)なものが大嫌いなので使い手がそういう事言ったりしたりするとふてくされる。相手が何だろうが、使い手が強ければ力を貸してくれる)
(鬼に金棒剣)
 
 
リ・ズィミア・コーズ・シャントーレ
《静止の濁流は汝を呑む規律》
 
ルウリィド国の精霊の武器職人が晩年に創り上げたとされる五振りの魔晶剣、その内の一振り。透き通った水晶体の刀身を持ち、五つそれぞれが精霊の手によって封じられた各魔法属性の特徴と色味を持つ。
 
シャントーレは青みがかった透明の水晶体でできた細身の剣だ。中心部は一層濃い青色をしている。その刀身から常に白い霧を出しており、冷気を纏っている。刃は鋭く、物言わぬは当然だがその刀身はあまりにも静かである。鞘から出している間、まるで氷が解けていくようにその刀身は縮小していき、鞘に納めると修復を始める。
 
込められている属性は水。水の父は規律、排他、守護、不変の象徴とされる。使い手の社会的法を守る心に応える。使い手が社会の模範的な行動を取り、規律を遵守する者であるのならば、込められた魔力はその場を完全に霧に包み、その場所の主導権を使い手に与える。
法の番人となる覚悟があるのであればその剣は絶えず白霧を出し、自らの刀身を見せず間合いも悟らせない剣となるが、当然使用者の視覚や聴覚嗅覚までもを阻害する。その濃霧の領域中で、自身の間合いが時間に応じて変わる中、的確に敵の存在を切り伏せるだけの技術が使い手に有るのならば、使い手はシャントーレからこれもまた必然に、領域の支配権を与えられるだろう。
 
(簡単に言うと、社会行動において模範的な者、自らの欲望を律することができる者が持つとめっちゃ白い霧がでる。でも特にそれ以上を使い手には求めず、卓越した技能や感覚さえあるのであれば、非常に切れ味が修復する剣として使える。割と全部の剣の中では条件を満たしやすい剣ではある。ただやっぱり使える者が限られるだけで)
(霧がやばい氷みたいな剣)
 
 
ル・ダリン・ティルア・ミールクズマ
《豊穣は犠牲を以って叶う》
 
ルウリィド国の精霊の武器職人が晩年に創り上げたとされる五振りの魔晶剣、その内の一振り。透き通った水晶体の刀身を持ち、五つそれぞれが精霊の手によって封じられた各魔法属性の特徴と色味を持つ。
 
ミールクズマは黒色の水晶の刀身を持つ剣だ。ただその姿は状況に応じて変化し、最も力を発揮する時は血のような赤黒さで、迸る殺気を隠さない長剣だ。しかし長期間放置されると刀身は黒黒く濁り刃が毀れる。その修復は剣への奉仕と殺戮によってのみ行われる。
 
込められている属性は地。地の母は実り、高慢、暴力、報いの象徴とされる。使い手に剣への奉仕を求め、それ相応の見返りを与える剣。手入れや語り掛けなどを何より好み、甲斐甲斐しく手間をかける使い手にのみ応える。その使い手が未熟であるか否かの考慮は一切せず、自身への奉仕、のみが使い手を選ぶ基準だ。
使い手がミールクズマのみをこよなく愛し尽くすのであれば、その刃は冴え渡り硬さと切れ味、丈夫さ、修繕速度を持ち、敵の血を吸い命を奪う。生き物を斬れば斬る程刃は赤黒く煌めき使い手に暴力的なまでの力を与えるだろう。
 
(簡単に言うとマジわがまま魔剣。敵の生命力を魔力として自分を修復する。鞘にいれておくとむしろボロボロになる。ぼろぼろのままほっておくと、構えと言わんばかりに使い手から魔力を吸っちゃう。程よく戦い血を吸わせて手入れもこなせば、敵の体力も吸うし使い手を元気にもさせる剣になる。バフデバフ剣)
(剣の奴隷になれるならめっちゃつよい剣)
 
 
レ・ゲインド・イール・アートフィア
《等しく裁く秩序の天啓》
 
ルウリィド国の精霊の武器職人が晩年に創り上げたとされる五振りの魔晶剣、その内の一振り。透き通った水晶体の刀身を持ち、五つそれぞれが精霊の手によって封じられた各魔法属性の特徴と色味を持つ。
 
アートフィアは限りなく透明に近い刀身の剣だ。中芯部は僅かに白っぽく、覗き込むと星のように輝く粒子が見える。刃は冴え鋭いが、殺気が感じられるような煌きは無い。
 
込められている属性は空。空の母は慈愛、平等、寛容、平和の象徴とされる。悪を断ち善を守る剣。その魔力が込められた刀身は悪人の姿を映し返す事が無いと言われており、使い手の強い正義、正直さ、善の心に応える。
使い手に強い正義、善の心があるのならば、その刃は何よりも固く、仇なす全てを断ち切り進むべき道を切り開く。何度折れてもその刀身は復活するが、使い手の心が折れた時、その剣もまた折れたままになるだろう。
 
(簡単に言うと、使用者の精神力とか正義感とか伴う努力量に比例して強くなる剣。高潔向け。メンタル弱いとか斬りつける相手が真っ当な善人の場合、なまくらになってぽっきり折れる。鞘に突っ込んどけばその内直る。善とか悪の定義は持ち主に依るけど…倫理観、人道さは大事、って感じです。)
(相手より自分が悪である場合、その刀身が折れる剣)
 
 
 
ロ・センスリス・テス・ノンテーレン
《暴虐の風は全てを薙ぐ》
 
ルウリィド国の精霊の武器職人が晩年に創り上げたとされる五振りの魔晶剣、その内の一振り。透き通った水晶体の刀身を持ち、五つそれぞれが精霊の手によって封じられた各魔法属性の特徴と色味を持つ。
 
ノンテ―レンは透き通った明るい黄緑色の水晶体の剣だ。その刀身には一切の汚れがなく、濁りもない。相応しいと選ばれた使い手が耳を澄ますと、鈴のような【声】がするのだという。
 
込められている属性は風。風の父は自由、終結、感情、唯一性の象徴とされる。自由である者の追い風になる剣。その刀身は風の刃を纏い、己の意思で己の為だけに己である者、に応え、暴風の力を授ける。
刀身に風を纏い一切刀身に対象を触れさせることもなく、使い手の自由の道を阻む敵を吹き飛ばし切り刻む。しかし使い手がノンテ―レンが翼を授けるにふさわしくない縛られた者であるのなら、その風は望まぬものを切り刻み、使い手までも刻み、決してその鞘、腰に収まろうとはしない。
 
(簡単に言うと、剣自身じゃなくて剣の周りの風の刃で敵を斬るよって剣。勿論剣としても使えるけど、大抵纏ってる風に吹き飛ばされちゃうから刀身が接触することも少ないと思う。自由奔放で自分の意思がぶれない、そんな使い手にしか従わなくて、身体能力とか扱いはどうでもいい。自由じゃない者が使い手になると、鞘にいれても風の刃がカタカタ言ってすぐに鞘を傷つけて壊しちゃうし、一回壊れるとまたおさめるのが大変。風がぶわーぶわーなるから。相応しい相手だと大人しい)
(自由な者の自由さを守る剣)
 
 
 
おわり