ほうさんのお国柄

企画参加用創作ブログ。絵は描けない。文のみ。お腐れ。色々注意。

【学園】Bちゃんがキモいだけのss

中学生の頃のおはなし。レイン様は子役とかちょっとの期間だけ役者さんやってたんだって。

 

あとは題名の通りです。

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B「あああああっー!!??ママーッ!!!」
マ「急に何!?」
B「どうしよう…ママッ!!ママッ!!!!」
マ「どうしたのビービル…?落ち着いて…」
B「アァアア〜ママァママアアア」
マ「本当にどうしたのビービルわかる??言葉わかる??落ち着いて???お願いだから」
B「ア…ア…レ…」
マ「あれ…?ただのテレビじゃない。金曜映画ショーよ。何かショックを受けるような事が…」
B「ちゅき…」
マ「…?」
B「王子…ちゅき…」
マ「ビービル…」
B「てんし…」

 

 


初恋は映画に出ていた当時子役のレイン様。尚中学生の時。

 

 


B「王子…王子…王子ブログやってる…」


B「エェエエエ王子同い年〜?????我天使と同じ年に生誕〜???ガチ祝福されけりいとうれしき〜」


【役者をしている間、学校にあまり行けなくて、それが少し寂しかった。高等学校からはしばらく学業に専念したいと思っています。それがきっと演技にも役に立つから】


B「王子いと尊し…」

 

 

 


B「ハァン…わざわざスマホを強請って…四六時中王子の映画見まくったけど…もう全作見ちゃったよ…どんなちょい役も見ちゃった…王子ちょい役向いてないよ…出た瞬間輝いちゃって主役食ってる…食ってるよ…3歳の頃から食ってる…」


B「学校終わって…家に帰って…王子の出演シーン抜き取り動画(自作)見て…王子のイラスト少なすぎでしょ…っていうかそもそも…王子と姫のイラストが多すぎ…地雷…無理…姫性悪じゃん???ヤダヤダァ天使王子穢れちゃうノォオオオ…ハァ…ひたすらブログでF5押すくらいしかやる事ない…公式の供給に口を水面に上げてパクパクするしかない可哀想な鯉…恋だけに…フヘッ」


※全部独り言です


B「今日もぴけそぶには新規投稿一件…アッこの王子クソカワイイ…ハァ〜王子成長後ぱろでい〜大人王子〜大人王子美しすぎデスゾ〜???…ん?何このタグ…王子の名前じゃない…雨様…?」

 


B「…あめさま…

 


レイン様…

 

 


ナマモノっていうんだぁ…」

 

 

 


B「コリイイイイ」
コ「おはよーBちゃん!今日テンション高いね!!」
B「きいてぇ???きいて???進展したのしんてん」
コ「え〜?おめでと〜!」
B「検索の仕方変えたら新規イラストと小説更に出てきたの!!!!!」
コ「…?」
B「役じゃなくて演者さんだと色々厳しいらしくて本名で検索してもあんまり二次創作って出なくt「二次創作????」うん」
コ「えっと、間違ってたらごめんね??あたしBちゃんの好きな人の、ほら、同い年で王子様って呼んでた人。その人との恋が進展したのかと」
B「あってるあってる。大正解コリーちゃん」
コ「二次元だったの???」
B「違うよ。実在してるよ。」
コ「…そっかぁ!それなら問題ないじゃんね!よかったねBちゃん!!!」
B「さっすがコリーちゃん話がわっかるぅ!!」
A「早く誰か止めてやるべきじゃないっスかねぇ」

 

 

 


B「もうねぇ…そりゃそうだよね…王子…そんなしょっちゅう作品に出てる訳じゃないし最近お勉強忙しいってブログに書いてあったもんね…自分で淹れたミルクティーとあざとく写るの反則じゃない???一瞬で待ち受けにしたんだけど…何萌え袖にしてんの????ハァ???そんなんだからたまに一緒に遊んでるっていうご友人とホモカップル扱いされるんだぞ!!!!されるんだぞっ!!!王子が悪いんだから!!!!王子がっ…!!れいんしゃまがッ!!!かっこかわいいすぎるからッ!!!!わたしが、書いて、しまうんじゃないですかぁッ!!!???ハァンッ!!!PEN!!!TABU!!!RETTOゥ!!!!召喚ンン!!!」
ママ「ビービルうるさいわよ!!今何時だと思ってるの!!」

 

 

 


B「乾いた砂漠に…水を求めるだけではいけないと…自ら木を植えねばならないと…そう教えてくれたの王子は…」
A「それかーちゃんの目の前で言ってみるといっスよ。お祈りで学んでくれって泣くと思うけど」
B「いまではぴけそぶタグ検索雨様のイラスト投稿数の内半数近くがわたしのイラストまとめ…」
コ「Bちゃんめっちゃお絵描き上手になったよね!昔から上手だったけど、さらに!」
A「どんだけ描いてんスかほんと…」
B「学校で寝てる時間以外ずっとかな…」
A「せめて学校と寝てる間以外、にした方がいいスよ…」
B「エスカレーター式学校でよかったなぁってすっごく思ってる」
A「全てを投げ捨ててやがる…」

 

 

 


【今年は高校受験!高校からはよく遊んでいた友人と同じ所に通いたいと思い勉強中。合格しても引越しの用意もしないと!大変だ!でも今すごく楽しい毎日を過ごしている】


B「…王子お引越しするの…お引越ししてまで…あのご友人…通称ルノ様と同じ学校に通いたいの…?デキて………嘘だ!!!嘘!!王子は…王子は清い…の…」

 

 

 


B「王子お引越しするんだって…」
コ「元々側に住んでたわけでもないのにすっごい落ち込みようだね。すごいなー」
B「だって…ほらこれ王子のブログなんだけど…ほら…ほら…ご友人を…追いかけるように…だよ…?ちょっと仲良すぎない…?つら…つらみ…でも男相手の方がいっそ諦めがつくってそれファンの間でも散々言われてるコトなんだけどォ〜????」
コ「ねぇBちゃん」
B「なに…?」
コ「この友達のルノ様って、ルノ様じゃないの?」
B「ルノ様はルノ様だよ…」
コ「いや目が死んでるけど、ほら。顔だしてないみたいだけど、このちらっと映ってる耳の先を見る限り精霊だよね」
B「うん…?」
コ「あとほら…このお茶会してる写真」
B「●月●日のやつでしょ…王子3日に一回くらいのペースで投稿するんだけど時間帯は毎回変わらないのにその日だけ投稿遅くてスレが慌てたからよく覚えてる…」
コ「指に絆創膏巻いてるよね」
B「ハァ??????王子の怪我をこのわたしが見逃す訳」
コ「Bちゃん王子様しか見えてなさすぎて耳も悪くなったの?頭は元から悪いけど…」
B「コリーちゃんの地味に毒舌なとこ好きだよ」
コ「褒めてる?真っ直ぐ褒められるのあんまり趣味じゃないんだよー。ごめんね」
B「歪みねぇな」
コ「この週の金曜、ルノ様確か怪我してた。調理実習でざっくり指先いってた筈だよ。イラついてて珍しくアタシ蹴られたもん。きんもちよかったぁ〜」
B「歪みないなあ」
コ「そもそも肌の色合いといい体格といいスタンプじゃ隠しきれないサディストオーラといい完全ルノ様」
B「ちょっとキモいねコリーちゃん」
コ「えへへ///」
B「ちょっと気になってたんだけどさ」
コ「うん」
B「ルノ様って誰?」
コ「クラスメイトの愛称も覚えてないんだ??????」

 

 

 


コ「ルノ様ルノ様〜」
ル「頭が高いぞ変態マゾヒスト」
コ「はあぁああああいしゅいませぇんっ!!」
B「はじめましてルノーテスラくん」
ル「…僕は昨日お前と会話したぞビービル」
B「…?」
コ「あーこの子もう人の顔の区別すらあんまりついてないらしくて」
ル「無礼にも程があるだろうが!!!三年間同じクラスだったぞ!!別にお前に覚えて貰わんでも何も変わらんがな!!」
B「でも確かに言われてみればルノ様って感じする…」
ル「なんだ、僕の溢れ出る気品がわかるか?仕方ない要件を言ってみろ。くだらない事でこの僕の時間を使わせるなよ」
コ「教科書の隅でパラパラマンガしてるの見えましたよさっき!」
ル「変態女、僕に踏まれたいからって余計な一言を言う癖をやめろ。踏んでやってるんだから黙ってろ!!」
コ「ぶひいい!」

 

 


B「お友達のレイゲンドールさんの事なんですけど」
ル「レインか。それがどうした」
B「あっガチじゃん」
ル「…あっ。カマかけたのか。…まぁいいだろ多分。ちょっと待ってろ」
B「ちょっと待ってろってえっお電話えっ」
ル「おいレイン、すまんお前が友人だと同級生に言ってしまったが構わなかったか」
B「うひゃああなおおおおっやああああ!!??王子!?おうぃ、おうじぃい!?」
ル「うるさいな…ああいやこっちの話だ。お前の声もうるさいけどそれとは別だ」
B「王子ト繋ガッテル…?電波…直通…???王子イル…!!王子!!!王子!!!」
ル「支障がないならいい。…笑うな。僕らしいってなんだ。口を滑らしたのは偶々だ。ふん」
B「エェエエエ〜本当にお友だちだった…じゃあこっちに引っ越してくるって事…???そんなっ!!同じ大気を吸ってる事に感謝してたのにそんなおんなじ部屋の空気吸えちゃうって事!!??吐いた二酸化炭素吸えちゃうって事!!!???実質キスじゃん!!!ひえええぇええ恐れ多いんじゃナァアアアイ??」
ル「おいちょっと待て引っ越すってなんだ聞いてないぞ。…同じ高校に通う?はぁ?もう準備してる!?どこに住むんだ。一人か。一人なら僕の家n…建ててるってお前わざわざ…はぁ???召使い20人連れてくるって大掛かり過ぎるだろうが…まさか僕の近所の建設中の建物お前の家か?アホだろ」
B「ハァ…ハァ…やば…やばん…や…」
コ「満身創痍だねBちゃん!あたし足置きになってる間に誰かと目線あったの初めてだよ!」

 

 


ル「ん。そうか。了解した。達者でな。
…おい発狂女。レイゲンドールだ」
B「…はえ?」
ル「代われと」
B「え…絵…江…わたし命日…?」
ル「出るなら早くしろ。僕は暇じゃない」
B「…もしもし…?」
『おお!貴女がワタシを探していたというお方かね!』
B「はえっ」
『はっはー、可愛らしいお声だ。先程から聴こえてはいたがね!』
B「あっ、あうっ、おふっ…」
『そう、来年からそちらの町に引っ越すのだが!何せ誰も知らない場所に行くのは気楽なようで内心心細かったのだ』
B「あっあっ」
『行く前から知人が増えるというのはなんと心強いものだろうな!是非ともワタシの友人になって頂けると嬉しいものだ!』
B「ウレヒッ…はひっ、ぜっ、ぜひッ↑」
『それは有難い!大いなるもの、そして貴女に感謝しよう!それで…レディ、貴女のお名前は?』
B「ビービルです!!!!!」
『はっはー!なるほど!改めて、初めまして。ワタシはレイゲンドールだ!貴女と会える日を楽しみにしている!
ビービル、必ず、そちらに行こう。では!(チュッ』
B「ンッッッッッッッッッッ」

 

 


ル「崩れ落ちるのはいいが僕の携帯を投げるn…おいイカレ女」
B「…?」
ル「お前もうあいつに電話させないからな」
B「あえっ」
ル「人様の携帯を手汗で汚すな!!!!」
B「はえええええせめてっ、せめてアドレスをッ!!!」
ル「勝手に教えるわけがないだろう。会って直接聞け。フンッ!!!不快だ!!さっさと帰れッ!!!お前もだ豚女!!」
コ「ぶひっ!あざーしたっ!!さっ戻ろうBちゃん。ルノ様は一日一回のご機嫌タイムが終わったら大体次の日になるまで不機嫌だから」
B「ア…ア…」
コ「イったの???何???ふらっふらだぁ」
B「ハァン…」
コ「言葉通じない…」

 

 

 

 


【ブログが更新されました:友達が増えたぞ!】


B「尊み深い」