ほうさんのお国柄

企画参加用創作ブログ。絵は描けない。文のみ。お腐れ。色々注意。

魔法詠唱妄想

神子様とエーテランテ様以外の詠唱も妄想して、設定とかも書いてみた自己満作です。長いです。僕の語彙が足りない現象が何度も起きました。もしかしたらこそっと書き換えとかそのうちしそうな未来が見えます。
 

 

 
一応飛べるように見出しつけるつもりです。はてなが落ちなければ。
今度配信しながらうちのこ語り勝手にするつもりなんで、その時に見ながらやるんだぁ…って思ってる。でも書いたことがほとんどだからわざわざ語る事もねぇなぁ!?
 
 
 
 
神子様
『その命は許された。母の愛を温もりを。父の恵みをその庇護を。私が述べる最古の譜。祖は礎とし根差した大地を其方と分かとう。風は運ぶ火は温み水は育んだ。実りはやがて母の腕を後にまた巡る。それは定めそれは祈りそれは約束それは命。許されぬ逸脱も我が手の内に在る。下そうぞ裁きを与えようぞ慈しみを。全ては礎へと還るもの』
 
このお方が全ての精霊の祖とされているので、一応このお方がベーシックというか、いわば正統派な感じ。基本敵に対しての使用、のイメージで書いてるのでこの後のみんなも含めそこそこ殺意ある感じの詠唱が多いです。
神子様は祖故に全属性の加護を頂いてはいますが、信仰先は母である大地ですので地面属性です。おじじは地割れで敵を潰しちゃう感じですが、彼は地面の中にいる大蚯蚓に足元を砕かせて土ごと獲物を食わせて地中奥深くに引きずり込むのが主流(?)。エーテランテ様との戦いの時はさすがにそんな簡単にいきませんから出来る事すべてやったと思います。彼の詠唱はすべて特定の大いなるものに媚びてない(?)のが特徴で、「自分は大いなるものから大事な使命を授かったいわば代弁者、意志の執行者である」という立ち位置の雰囲気が出せたらいいなって思ってはいましたできてるとは言ってない。語彙が尽きる。
 
 
エーテランテ
『贖え、血脈は汝をも呑む。それは凍てつき罪を傷とし蝕むもの。穢れは麗しき繁栄が為朽ちるが理。砕け砕け、そして散るが飛沫の如し。戻さぬ檻に私が成ろう。父が為母が為この身は不浄を許さぬと誓う。我が涙は槍となり汝を貫き、我が血は楔となりその身を磔罪として埋める。果たす使命、責務はこの血この身そのもの。愛しきもの、そなたが為に』
 
個人的に戦闘に特化したり殺すことに主軸を置いている方以外に、剣や盾のような武具類の名称を入れたくないっていうのがありまして。逆もしかりなんですけど。彼女には槍って言葉が入ってるので、かなり殺伐系です。
聖女様や神子様と同じような枠なんですが、彼女は神子様の後始末のために産まれた存在であって、精霊達の未来を背負う存在、ではありません。人生の殆どを神子様に執着して過ごすことになる彼女ですが、最期というか晩年というか、そのあたりはサラさんの過去編に出るのでそのうち書きます。
本来の彼女の役割は、「神子様を説得し共に大量虐殺をして、もっかいやり直す」なので、詠唱のイメージは殺戮者、機械的な処理、生まれながらの断罪者、処刑人といった感じです。
 
この詠唱が神子様と戦った時の物なので敵視に寄ってますが、この戦いの後和解というか…和解しました。とても分かりにくくゆるく説明すると、
【何回もリセマラしてようやくお目当てのキャラが出たゲームでコツコツいい調子でやってたら、ある日のアプデでインフレが起き、新規追加キャラがいないとどうにも進めなくなっちゃう位にバランスが壊れたんだけどガチャ運が悪すぎてどれだけ課金しても新規キャラが一体も出ない。でもリセマラの手間とか今までの思い出がよぎって消してもっかいリセマラした方がホントは効率がいいのはわかってるんだけど…でも…となってるウチに知り合いが心配するくらい課金しちゃってもうやめろよ…って言ってきた】が、あの戦いの話。
【言い争いをした後、愛着が湧いて消せないならそのデータ俺が買うよ。俺がコツコツテキトーにサービス終了までやってやるからお前はしばらく課金しなくて済みそうな奴やれ。な?と言われたのでそうすることにした。しばらくゆっくり休もう…】がその後の話。
【楽しくもないし進みもしないゲーム約束だからってだらだらやってるの時間の無駄だと思うんだけどどうなの。と正論を言われたがやめることはできず、馬鹿としか思えないと言われたがそう思われるのも仕方がないし一応心配してくれているのもわかる...】という話もきます。例えが悪かったな。はは。
 
 
マリーシャ
『首を垂らし恭しく迎えなさい。この徴、我こそが海。力与えられしモノ。水底より出泡の声を尊び打ち震えなさい。天上より注ぐ祝福の光は命を与え、敵を討ち、愛を歌う大いなる加護。我が清浄なる奔流に身をゆだね、そしてその幸福を喘ぎ享受なさい!アタシこそが美!アタシこそが罰!!アタシこそが、愛されしもの!!』
 
ザ・たかび。僕偉そうなキャラ苦手な傾向が強いんですけど、実際に偉いキャラがその誇りに胸を張って尊大に振る舞うのは大好きなんですよね。まぁそんなことは置いといて。
彼女は本当に自由です。彼女の詠唱は、祈るというよりおねだりの感じ。彼女への強大な加護は加護というより過保護。大いなる父からの圧倒的な贔屓。彼女は自分のしたいことを自分なりに父に唱えて、お父様アタシの事が大好きなんだからやってくれるでしょ?って言ってるだけです。
割と頭悪い脳筋属性で大雑把というか、力任せにどーん!!系の豪快な女の子なので、彼女の魔法は本当に海がそのまま襲ってくる感じです。水球をふわふわ出して閉じ込めたりあるいは自分が入ったり…水の中にずっといれるので、迷ったら溺死させときゃどうにかなるでしょ!位に考えてます。圧倒的な力で殴ってくる感じ、ある意味厄介ですけどね…
 
 
ルートグラン
『黙せ。澄ませ。瞑れ。篭れ。流る脈動の声を聴け。陽光、出るせせらぎ、座すは石巖、苔生す巨木。森羅の理、万象の円環、大いなる意思は汝を呑み、そして礎とするだろう。委ねよ、流れよ。全ては必然、安寧へ至る道』
 
彼は詠唱を殆どしないんですけど、唱えるならこんな感じ。若い頃はルノーテスラ様(後述)とおんなじような、もっと血の気の多くて乱暴そうな詠唱です。血の気が多くてズレてはいますが真面目な性格なので、詠唱も真面目。
上記の方々は大いなるものからめっちゃ愛されており、直属の精霊って感じなので大いなるものに対して唱えてる印象が強いんですが、彼は自然の流れに沿った詠唱です。身の回りの大いなるものの寵愛を受けたもの、自然そのもの達を使役したり協力を仰いだり。そんなん。
ただ野心家だったり元々高慢な性格だったり偉そうっていうか実際偉い事から命令形が多い。自分が従える者だという自覚が大いにある…驕ってるわけではなく責任感として、ですけどね。
力の強い人ほど詠唱は長く書いてる傾向が強いんですが、彼はその割には短いです。詠唱するまでもなく魔力の扱いが上手なので無詠唱なのと近いんですが、長々というまでもなく一言一言の効力が強いので言葉数が少なくてもいい、みたいな????なんか???そんな雰囲気。
 
 
ルノーテスラ
『腕は枝垂れ穿つ鞭となり!背に咎の証を刻みつけ、流れる涙は贖罪の俸!嗚咽混ざる懇願こそが祈り!!破滅、再誕、地平の窟は汝の墓場、世の円環!!樹葬の矛に滅びよ、烏滸がましき徒に死の御導を!』
 
圧倒的な見下しと敵視の塊みたいな詠唱です。超血の気多い。そして自分が完全に正しいと思っている若い感じっすね…。
彼の魔法スタイルは樹木の操作が主なんですが、非常に硬い樹木を使役できるんです。その枝や根を体から生やして槍のように扱ったり、よくするのがその枝がまぁそこそこにしなるので鞭のようにするんですけど…固すぎるし鋭すぎるし滑らかなわけがないので殺傷目的の鞭ですね完全に。拷問大好き!!痛めつけたい!!という性質のショタですし、誇り高く罪は許さない!という性格も相まって、罪人に慈愛とかそういう情け容赦の一遍もなくしばきます。むしろしばきたいから罪を着せちゃうぐらいの非道っぷり。独裁政治を体現したかのようなお子ちゃまですが、身内には比較的優しく甘いのは父親譲り。そのうち痛い目見ておとなしくなります。鞭や矛という言葉が入ってますが戦闘系ではないです。加護は。本人が残虐系の性質だから…そうなっちゃったね…
眷属が蜘蛛なので蜘蛛っぽさも欲しいかなって気はしたんですけど、そもそも前提として束縛してそうだしわざわざ明言しないかなって…多分大人になったらもっと蜘蛛っぽくなるんじゃない…?しらんけど…。おじじも蜂らしさはないしね…おじじは眷属の力そんなに借りないしな…。
 
 
レイゲンドール
『炎炎叶結縁咎、連誠信傷御憂世携天。失狭亡泣計終、燃許彼方竜尾霞、炎天、延円、納皇命敬、座時総惚。古辺降可、塵塵皆煙響旋劫火!』
 
彼は大分他と違う…覚えている方はいないと思うんですけど…レイン様の過去編で一部、「竜の言葉(での詠唱)と思われる」みたいに書かれてた部分があるんですけど、こういう事というか。僕自身も書いてる時は読めるんですけど一回忘れると読めません。それでいいんですけどね。めっちゃ簡単に訳して書くと、
 
『炎よお願いを叶えてください。裁くことをお許しください。おこがましい事だとわかっています。しかし世の善は、悪、それを許されないでしょうから、せめてわたしが心苦しながら終わらせたいのです。何故世はわたしを傷つけるのでしょうか。何故民に苦しみが与えられてしまうのでしょうか。それが悲しくて仕方がありません。
彼方遠くから見守る太陽のような暖かい灼熱の炎、その僅かでもお貸し頂きたい。それは痛みなく罪さえ包み赦す焔。どうか燃える魂が天から見ておられる偉大なる母、大いなるもの、あなたの元に受け入れられますように。ただわたしはそう願っています。劫火に身を委ね燃えなさい。その先が幸福でありますように。安らかにお眠りなさい。健やかな目覚めの時まで』
こんなような事を言ってます。彼は日常生活で飛んだり空中に座ったりをよくしますが、魔法として使うものは炎が多いので詠唱も炎寄り。燃やし尽くしますぞ!
眷属は鳥ですが鳥っぽい言葉は入っておらず、竜の方が多いです。そのうち眷属が正式に竜になりますから…ネ…
 
 
ゴズウェル
『母が与えられたもの…牙…纏わり付く澱を喰らうもの…爪…蔓延る過ちを律すもの…掠れ…燻る…愚者の縁が枯れるまで…』
 
彼はすごく強い子なんですけど、その割にシンプル。彼は常時強い加護を身に受けていて、肉体強化とか、そっちが強力で魔法はあんまり使わないんです。そもそも戦闘中に唱えてる時間なんてねぇから!!って感じで、なるべくシンプルで必要最低限、そんな印象の詠唱にしたかったつもり。
超絶戦闘特化の子です。間引いたり護ったり…一応、岩とか鉱物などを腕に纏わせて大きな疑腕として扱ったり、腕そのものを剣のようにしたり、体中に纏って鎧にしたり、という使い方。大体素手でやれちゃうんだけど…。その他眷属の狼と戦う様子。ちなみにおじじの弟子なので魔法は使う必要がないからあんまり使わないだけで、魔力の扱いはすごく上手です。
肉弾戦・近接格闘で彼に勝てる人物は当国にはおらず、実は当国で一番えげつない切断系魔法もちのレイン様の(今の)全力でも、暴走でも、特に抵抗していない彼を真っ二つにすることはできないです。魔力の抵抗がしゅごいんだってぇ!!素の強化が強すぎる。まぁ死なない訳じゃないし特殊な攻撃に関しての耐性はまちまちだし、そこは他の誰かが守ってあげないといけないんですけど。
 
 
 
サラトナグ
『僕らは種子を蒔く。それがいつか芽吹くと信じて。祈りがいつか実ると信じて。僕らは種子を蒔く。その花を僕らが見る事は出来なくても。僕らが枯れ果てるとしても。僕らは種子を蒔く。そして水を、光を、想いを与える。時にはその花を手折るとしても、ただ一つの実を求めて僕らは育むだろう。永年紡いだ御心が、君を包む事を僕は祈ろう。僕は望もう。全ての命が花開く事を。母が為に。我らは種子となるだろう』
 
サラさんぽいなぁって僕は思うんですよ。僕が書いてるんですけども。
いろんなところでちょこちょこ言ってるんですけど、サラさんは加護が強くて魔力も多いんだけど扱いがへったくそなんです。そのため魔法らしい魔法はあんまり使わないお方で、詠唱も稀です。そしておねだり系の詠唱。彼は大いなる母に非常に愛されており、眷属の植物たちが熱狂的に守ってて、エーテランテ様の魔力を授かっており、さらに聖女マリーシャの愛ある加護が上乗せされている、付属パーツチート野郎です。本人がどうにかできる領域はすごくせまいので、「僕は本当に信心深くいるつもりですからどうか助けてください」とお祈りして、それからどうなるかはまさしく神のみぞ知る、そんな感じ。
すこぶる純朴で、献身的で、清い子供のような詠唱であってほしい…神子様のようなタイプの正統派詠唱ではないですが、(個人的に)精霊らしい、ある意味個性という個が入っていない詠唱だと思います。植物使役、大地信仰、そういう精霊が唱えたら皆一様にちゃんと魔法が使えそうな。そういう癖のない単語が多い、未成熟なサラさんらしいものだなって…おもうお…
 
 
 
 
ライネイ
『追い立て囲う走馬は僕、父の眼は閉ざされる事なく、我が信仰にのみ応える!断罪の調は嗎。贖いの涙は悲哀。赤子を抱く鮮血は母の身を灼く蛹の羽。歓びの詩声高く!讃えよ!讃えよ!讃えよ!生命の営みを!!』
 
当国長寿ランキング堂々3位のマザーは天然さんではありますがとても強い精霊です。実はライネイさんはきちんと生きていればマザーと同等あるいはそれ以上の長寿でもおかしくないくらい強力な精霊でした。恋に生きたため早めに亡くなってしまいましたが…。
彼女の詠唱は端的に言うなら戦乙女、でしょうか…。戦闘特化というほどでもないんですが、声高く軍を鼓舞するようなイメージ。戦争の頻発していた頃に生まれていたら大活躍してたと思います。
ポケモンギャロップみたいな…眷属である馬に炎を宿し、巧みな馬術で駆ける武将…優しい女性ですが凛々しく戦う姿が一番似合う方だと思い、軍という概念がない国ですが軍歌のような詠唱だったらいいなと思いました。器用な女性なのでいろんな扱い方の炎の魔法を使いますが、何かに宿す、という使い方が得意でした。しかしながら母親も元明勲で強力な精霊でしたが物心つく頃にはいませんでしたし、父親は魔法がほとんど使えない方だったのでほぼ独学です。血の滲むような努力の女性です。レイゲンドール過去編にて伏字、消去された文字になっていますが、一応指導した一人になっています。並大抵の精霊がそこまで行くことは不可能ですので、彼女は天才だったし愛されていたし努力していた…彼女が幸せだったらうれしいなぁと思いますよぅ僕は…
 
 
リヴァイラ
『愛し子や。何も怖い事などありません。わたしの河は目の前に。その手の先に。歩む先に必ずや。父の祈りは認められる。さぁ魂を清め求めなさい。泉は其方を遥か潔き園へ導くでしょう。委ねなさい恐れずに。あなたの母はその全てを受け入れられるのだから』
 
マザー。彼女も魔法をほとんど使わず詠唱する機会は少ないです。魔力の扱いもどへた。実は常に垂れ流し状態で、機嫌や気分感情によってその流出量が変わってくるお方。えげつない程に強力な眷属化・洗脳・服従・支配の加護をもちます。言われてみればそんな感じするけど言われなければそんな感じはしない、みたいな詠唱がいいなって…おもった…。この作用は彼女の魔力に触れるだけで効果が表れていくので、彼女の場合は垂れ流すことが正解なんでしょうな。
因みに彼女の作った料理はめちゃくちゃまずくて時には死に至るという設定があるんですが、これがこの魔力の流出に関係していて、彼女は母性の塊みたいなお方なので料理を作るとき、誰かのために、と非常に心を込めて作ります。その結果料理に大量の魔力が流れ込んでしまう。その量があまりにも多く、元々眷属化させたり支配洗脳したりする他生物にとっては毒物のような魔力のため、拒絶反応として腹痛や嘔吐、耐性のない者だと死にます。不味いのは…彼女の腕のせいも多大にあるんですけど…。見た目が変になったりするのは篭められすぎた愛情という名の魔力のせいです。悲しいものですねぇ。
眷属化すると命を吸われますが、彼女の事を考えているだけで幸せになれるようになるので、詠唱のように身を任せてしまっても、幸せにはなれます。その方が、むしろいいかもしれませんね。なんて。
 
ちなみに三途の河イメージの詠唱だったりします。渡ったらいけないんだろうけどその先にあるのは極楽。渡った方が良いか悪いかなんて、誰が、何処から、いつ、判断するかで変わる、なんの確実性もないもの。ってことです。
 
 
 
コリーディフィリア
『時はきたれ、歓喜に踊る木の葉とともに!足取り愉快、身は軽く!弧を描いて跳ぶ我らは僕、父の踊り子、加護を身に受け信ずるもの!大いなる父、あなたの愛し子に息吹の力を!』
 
ルウ国名誉豚、編集局長コリーディさんです。滅茶苦茶つよい方ではないけどそこんじょこらの明勲よりは強い、そんなかんじ。楽しそうだね…。風ぱっぱは我が子たちが楽しそうにしているのが大好きないいぱっぱなのだ。だから彼女は真っ面の笑みでパパありがとー!!って感じ。(愛嬌だけでやってんなコイツ…)みたいな。そんなに畏まってない。風に乗ってぴょんぴょんうさぎさんのように跳ねる彼女ですが、実は眷属は蜻蛉で肉食系女子。秋の夕暮れ赤とんぼたちとぴょんぴょん跳ね回る彼女がよく目撃される平和な国です。
彼女は実に陽気で楽しそうにしてるのが現れてればいいよねって思う。秋が彼女の季節で、紅葉をまとって再生するので…実は秋以外の彼女はそんなにタフじゃないいんですけど、秋なら死にかけで野晒になってもぴんぴんしてるので、冬の間ずっと家の周りが紅葉のままになってるサラさんと実はすごく相性(意味深)がいいんですよっていう裏話でした。だから仲良しなんだねぇ。
 
レイゲンドール過去編での伏せ字に実は出てます。これでも一応指導に当たったことがある天才なんだねぇ…これでもねぇ…一応ねぇ…
 
 
 
ラフラト
『濃霧覆せり曇天往く旅路。疾る閃光照らしよ頂。星の軌跡へ捧ぐ組手、孤月の民は跳ね踊る。攫いませう御伽の噺、伝々転、鈍骸空り』
 
ちょっと読み方に癖のある詠唱。彼は風信仰の精霊で、国内でも少ない雷に関連した精霊さんです。と言っても電気という概念は希薄で電気としての使用はしません。雷雨の日に一人人里から離れてお祈りして避雷針として民を護る役割を担うことが多いのが雷系の精霊さんです。彼はその役割よりお仕事をする事務官としての役職ですが。彼が狐目で飄々ふらふらしてるので、狐っぽい、誑かすような胡散臭いような掴みにくいような詠唱になってる、つもり。強さはそんな滅茶苦茶強くはないです。一般明勲。弟とは双子ですが信仰先がちょっと違います。出身の地方では、兄のラフラト兄さんが雷を呼び寄せて、それを大地信仰の弟が大地に逃がす、というお仕事をしていたっていう裏話があります。この国の人間の文明レベルだと雷は非常に強い脅威ですから、巫女のように祀られて可笑しくないどころか実際に祀られていました。日本だけなのかはわかりませんけど狐って神の使いとか神聖なイメージあるじゃないですか。少なくとも僕は持ってるんで、狐っぽい彼には祀られていたとかそういう過去、雰囲気、欲しかったんですよね。耳みたいな髪も狐っぽさ出したくて…ちなみに眷属も狐です。でも彼の眷属はそんなに街にいないし常に付き従ってるタイプじゃないので…設定も出てくることは少ないかなぁ。
ちなみに最後はでんでんころり、どんがらからり、です。読めないデスヨネ。
 
 
ルテルミ
『諸ぞ斧断てば灯る命も産まれんと、囁く告げに黄楊櫛梳いて囲う処女に薫る華。凛と萌えよ若葉、健気に実れよ果種。墓標は朽ちて独りを哂う、悪戯の精と為すべからずや』
 
兄程癖はない気がするけどすこし癖のある詠唱。意味が分からん。僕にもわからん。兄弟ともどことなく和風っぽくしたかったのは僕の趣味です。冒頭は「もろぞふ」その後は「つげぐしすいて」「おとめにかおる」なんですけど読む機会先ずないのでどうでもいいです。
彼は大地信仰で、眷属は植物と狸です。魔法に使ったり生命力をもらったりするのは植物。マザーも人間や我が子がこれに当たります。喋ったり仲良しだったり食生活が近いとかそういう眷属が狸。マザーは蝸牛や蛞蝓。たまにこういう二種類ある方もいます。ルノ様もですね。植物を操りつつ蜘蛛が眷属。みたいな。なぜ狐と狸にこんなに和風っぽさを感じるのでしょうか…赤と緑のあれの影響なのか…
外見は少年ですけど呪のせいなので実際はちゃんと大人です。詠唱もしっかり大人らしい詠唱。むしろちょっとえっちであってほしい…色気というか…ギャップが沢山あってほしい子です。斧って入ってますが彼の斧は武器の斧じゃなくて木こりさんの斧。戦いには逆に斧を使いたがりません。大事な道具なので。すごくまじめですけどたまに本当に呪われた右目が疼いてしまったり、呪いを解くために旅をしていたり私に関わらないでください…傷つけてしまうから…みたいななーんかどこかで聞いた覚えがあるようなないようなことを真剣に言ってほしいという願望がつめつめに詰め込まれた不憫不遇の星の下に産まれたかわいそうな子。愛しいね…。
すごくいい子ですけど風属性入ってるのでお兄様と同じく特殊性癖拗らせてるのは例にもれずなところも個人的に推しポイント。真面目だし強いけど不遇で…一生懸命なんだけど不憫…ギャップの塊詠唱…それ以外むしろ考えてないってくらいですわ…ヘヘッ
 
 
 
あと主要キャラでいうとアダネアさんとかマダムがいますが、この二人は加護が非常にうっっっすいので魔法使えないようなもんなんです。詠唱しない。トトセルカちゃんも…病んでるから使えないし…残念ながら…。テディたそも魔法は使いません。そんな頭がないので。
忘れてたお方がいればそのうち書くかもしれないけど、一通り書いた気がするし楽しかったしもうないかなぁ。
 
 
 
 
 

おまけ

 
この後の二人は一切関係ないというか、本編で出ることはないしもしかしたらIFとかでは出るかもしれないけど正式なキャラとしては…微妙…って感じの二人。僕がよくツイッターで勝手にハァハァ言ってる、ウェル様とシャル様、って呼ばれてる二人です。特徴的な詠唱にしたいと思ってたのでついでに書いちゃいました。個人的にウェル様の詠唱はお気に入りなんで…つい…。完全趣味ですけど設定も書いちゃいました。
 
ここからは完全に妄想の話なので見ても特になんも…ないかな…。小ネタ位はあるかもしれないけど。
 
サラトナグさんとマリーシャ様のお子さんの双子です。ウェルローゼ様が女でお姉さん。シャルミアラ様が男の子で弟なんですが、性別取り違えて生まれてきたんじゃない???って感じの性格と見た目と声です。ルノーテスラ様がシャルミアラ様に惚れちゃってブラコンのウェルローゼ様に散々しばかれるんだけど男の子だってわかって失恋してクッソオオオオオ!!!ってなるのが約束された未来です。でも男の子でもいい!!好きになっちゃったから!!いい!!って開き直った時、おっそれでこそ男だ気に入った、とご機嫌になったウェル様に逆レイプされて泣きながら婿入りするのも確定した未来です。二人とも神子様やエーテランテ様、聖女様などの属するチート枠側のお方なので、お強いです。
 
 
 
ウェルローゼ
『力は剣、情は盾。荒波よ。穢れを砕き、真を貫く力を授け給え。この身は邪に染まる事なく、大いなるもの、美しきその寵愛に誓う。例え我等が征くべき道に千の阻みがあろうとも、信ずる一つの誠で薙ごう。御心は追い風を吹かし、波は導となり。我は遂げる。そして成す、この血を以って。我等は不浄を討ちし者。我は永劫を護る者』
 
水信仰、黒髪蒼眼、顔立ちは凛々しく相当イケメン。目は父親のサラさんに似ていますが父親よりよっぽど男前。(滅茶苦茶)きりっとしたサラさん、が近い、かな。ついてないくらいしか女性的な要素のない女性とか、女性と書かれているだけの男性というか、性別が迷子です。
 
剣とか盾とか使ってますが、戦闘向きの精霊です。戦闘特化レベルですね。眷属は鯱。イメージは荒波、聖騎士、鯱、そんなところ。
気を抜くと僕自身彼女のことを彼って書いちゃうので間違ってる所があったらすいません。自分の中で完全に男性になっている…。
彼女の特徴は剣も盾も銃も金属製の物もガンガン使うってところでしょうか。勿論彼女以外にも金属武器を使う精霊はいます。レイン様も細剣使うんですけど。でもなんというか、レイン様が武器を使う理由は、加護は護るための加護で、殺したくないから、殺さないといけない時は殺すための物を使いたい、という理由です。穢したくない、っていう思考が近いんです。彼女は新しい世代の精霊で、使える物は本当に容赦なく使うし、信念も考え方も精霊ですが、目的を達成するためならば手段は選びません。そもそも戦う事、護る事が使命の彼女なので、戦うため、護るため、殺すために作られたもの、というのはなんでも使います。むしろ、こういった武器を持つ権利は自分にしかない。自分が全て持つ代わりに、それ以外の民が持たずに済む世にしたい。という考え方の元武器を率先して持ちます。どんな武器でも使いこなせるように訓練します。
魔法という魔法はそんなに使わない肉体強化が主な精霊で、詠唱は堅苦しいめ。どちらかというとお祈りというより、誓いを立てる、って感じですね。想いの強さで力を授かる、うーんいいですねぇすこ。
 
サポート能力はあんまりなくて、割と脳筋寄り。悪即斬。キザっぽい。頭が固い部分もある。まー、詠唱が本当に彼女っぽいなぁ…という仕上がりに僕としてはなっているので満足。あんな感じなんだ。
 
 
 
シャルミアラ
『ゆらゆらゆれるよ。ふわふわとぶよ。おひさまがきらきらみているよ。そらをきれいというんなら、あなたもきっとちょうになる。そしてぼくらはおどるんだ。おはなのかおりにさそわれて。ゆらゆらふわふわ、ずっとずっと、かわらない。かこもいまもそのさきも。ぼくらはしあわせをはこぶもの。僕は悠久を繋ぐ者』
 
大地信仰、金髪黒目、顔立ちはふにゃふにゃにこにこした天使の微笑みかわいこちゃん。目はお母さまに似たまるっとした感じで、でも垂れ目というか。可愛さ全振り。ふにゃんとした聖女様が近い。姉とは逆方向に性別が迷子。付いてる、位しか男性的要素がない。
 
詠唱がゆるっゆるです。ほんとゆるっゆる。魔法らしい魔法はほとんど使わないので…。割と念じただけである程度の魔法は使えるタイプの子。魔力はとてつもなく多いですが器用な使い方は向いてない、父親に似た子ですねぇ…。姉は器用なんですけど。
 
何考えてるのかわからないゆるゆる系男子ですが、本当に何にも考えてなくて、びっくりするくらい何も考えてない。そしてそれが何に対しても興味を持たない無頓着無関心っ子につながっている。いい子なように見えてものすごく冷徹だったり非情になったりするけど、本当に興味を持てないから。仕方ない。
植物、中でもお花をこよなく愛し、花の香りに寄せられた蝶を使役するので、蝶と植物が眷属と言える。基本信用してるのは姉だけで、両親がいれば両親にも懐くけど、それ以外にはあんまり。自分に優しい相手には人懐っこいし目に見えて怖ければ近寄らない。でもその相手がある日突然いなくなったところで悲しむこともないし何も思わない。そんな子。
 
ほんへでは国に対しても何も関心がなくて、考えることは姉にまかせっきり。彼の仕事は感じる事で、彼は悪意や害意に非常に敏感。彼が怖がったらそれは全て敵とみなすスタイルの姉が直ちにぶっ殺す。彼は、「太陽とお花畑と海と森と…あとウェルと…えーと……正しいものがあれば、それでいいんだぁ」と素で思っていて、その正しいもの、の基準が、大いなるものにとっての正しいものと同じ様に生まれた、処すもの遺すものの基準。彼が必要ない物です、と認めたものは必要ないんです。あの国の自然、万象にとって。
 
彼は空間系の魔法を使用します。とても特殊。彼は常に異次元の花畑に住んでいて、その花畑は大いなるもののおひざ元。時間の流れが非常に遅く、空気も違う場所です。そして国内各地にある、サラさんの遺した【魔法の花畑】と繋げることができます。(昔出てきた、家の裏にある年中花が咲いてる花畑です。サラアレssと精霊小話ssでちらっと出たもの)自分でも作れますが、定点では花畑、しかつなげません。繋げた花畑か、あるいは姉のいる場所、彼が自ら手渡した異次元の花を持つ人物の場所、には瞬時に移動することができます。彼に許可された者も、自由には移動できませんが花畑には立ち入りができます。本人は花畑にいることが一番の幸せなのでそんなに外に出ませんが、この移動を使って姉のウェルローゼが国内を瞬時に移動できるのが一番の強み。今までのチート枠達は力こそ強大でしたが、移動、だけは苦手だったんですよね。個としての力は母親である聖女や神子様に劣りますが、国を守護する存在、としては、こちらの方が効率がいいと判断された。そういう、役割分担が明確にされた双子です。
 
 
 
神子様、聖母様、聖女様、そしてこの双子。彼らは国のリセットボタンとしての役割を持ってます。神子様が今までにたくさんリセットしてきて、エテ様のリセットは行われずに終わり、聖女様のリセットはルートグランが戦争を起こし勝利したためされずに済みました。
 
神子様は眷属である大蚯蚓に大地を全て耕させ、文明を砕き、喰らい、まっさらに。
エーテランテ様は放出した冷気ですべて凍らせ破壊し、溶かして海に還す。神子様がまだ存命している前提で産まれているので、文明の破壊は彼に任せるつもり。
聖女様は大津波で全て流して飲み込んで、再建。シンプル。
 
このように全員、文明の破壊ができる方法を所持してました。こうなってもおかしくなかった。
 
この双子は、もしも何か過ちが起こったら。それを見極めるのが姉の仕事。自ら歩き、見極め、語らいます。よく学び理解しようとします。ウェルローゼの手に収まる領分の事なら許されます。
しかしそうでなくなったときは、シャルミアラの住む花畑が、異空間が、国土を上書きします。消滅します。切り離された異空間と入れ替わる、とも言えます。でもそこは時が流れない生きも死にもしない空間です。在る、のか無い、のか、誰にも観測できないものです。シャルミアラに許された者、だけが残る自然しかない国土に一瞬で切り替わります。GOサインを出すのはきちんと理性がある姉ですけど。シャルミアラは全てに無関心で無頓着、自分の愛する物以外に興味はないので何のためらい無くその上書きを行うことができる。神子様のように自分が育ててきた人間に情が移り殺せないなんてこともない。エテ様のように一人ではリセットできないような力でもない。聖女様のように感情の自由を与えられすぎて命を捨てる事もない。時間から切り離され死ぬこともない、改善されたリセットシステムと言える存在です。発動しないといいですね!!ほんと!!
 
こんだけ書いといて何の関係もないってんだから笑えますけど、ifの世界線ならいても全然おかしくない子たちなので…。僕の中では存在してる子なので…てへへぇ。
 
何百年後になるかわかりませんけど、もし交流とかでサラさんの心情に多大な変化が起きない限りはサラさんの死後産まれる存在です。未来の話なので彼らの産まれるタイミングは交流次第で全然変わると思うし、僕の想定している第二部に変化はある程度あると思いますけど、それもオツなもんです。でもサラさんにもちゃんと寿命と意思があるので、この二人が産まれたからって永遠に死なない訳じゃないですけど。双子の産まれるタイミングが変わるだけ。そんだけですね。
 
 
ながくなったなぁ…たのしかったなぁ…おわりです。