ほうさんのお国柄

企画参加用創作ブログ。絵は描けない。文のみ。お腐れ。色々注意。

三月の妄想。

三月はサラズのお誕生日の月なのでその月に書こうとして間に合わなかったつまりいつものやつですよ。

 

ちなみに誕生日はネモちゃん、ナグちゃん、ルガにい、の順でくるけど、ネモちゃんは誕生日プレゼント決めないから遅れるんだよ。絶対そう。こんなんだけど絶対毎年似たようなことしてたりするんだよ小さい頃は肩もみけんとかお手伝い券とか作ってたんだろうなぁっておもうと彼らには本当に幸せになってほしいです。

 

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なぐちゃん。

 

「おはよう!ねぇねぇルガにい!朝起きたらねっ!枕元にこんなのg「しらねぇ」置いてあっ「僕はしらねぇぞ」そっかぁ…時季外れのサンタさんかなぁ…」
「そうなんじゃねーの。ま、喜んどけ」
「うん…!わーい!」
「あ!ルガにいナグちゃんおはおはー!」
「ネモねぇちゃん!おはよっ!」
「おはよう。寝癖やばいぞ。」
「そう?いつも通りじゃないかなー。そんなことよりナグちゃんお誕生日おめでと!ケーキ買ってくるけど何がいいー?」
「だっ、だよね!?僕誕生日だよね今日!やっぱりこれプレゼ「しらねぇぞ」えぇんおにいちゃあん!!」
「それ昨日の夜にルガにいが置いてってたやつ。僕見たもん」
「ルガにぃちゃん…!」
「しらねぇぞ僕は!!」
「今日は早く寝るとか言ってさー、お前らも早く寝ろとか言ってさー、僕知ってるんだぞー、日付変わったらソワソワしだしたのルガにいの方だもーん」
「バラすなバカ!しらねぇからな!どっかのなんかのあまりもんだどうせ!ケッ!」
「ルガにぃちゃん…!いつもはもっと素直にお祝いしてくれるのになんで今年は…うう…僕、悪いことした…?」
「…(そっぽ向き)」
「ナグちゃん、中見てみなよー」
「……遊園地の、チケット…ペア…」
「ネモねーちゃんも半分出したんだぞー!彼女ちゃんと行っておいでよ、ね!」
「…ネモちゃん…ルガにぃちゃん…!!」
「…次の日の門限までには、帰れよ」
「うん!!!!!」
「妙な遊びはすんな。あの高飛車女の好きにさせるな。健全に遊べ。金は気にするな」
「わかったよおにぃちゃん!!わーい!!やったぁ!!今すぐマリーちゃん誘わなきゃっ!!」
「一泊させてあげちゃうんだもんねーほんとねー」
「うるせぇぞネモ。お前も欲しいもんちゃんと決めろ」
「だってないんだもんなー。でもありがとルガにい!」

 

 

 

ネモちゃん。


「おいネモ。夜、メシ食いに行くぞ」
「えー?なにをー?」
「決めとけ」
「なんでー?」
「欲しいもんいわねぇから。お前は食い物の方が喜ぶだろ」
「あーねー。んー…ナグちゃんはー?」
「ナグに聞くな。お前が決めろ、ネモ。なんでもいいぞ、奮発してやる」
「今月厳しいって言ってなかったー?」
「この為にな」
「あははー、ルガにいさすがー」
「昼までには決めとけよ。決めないとクソ薄味のいつものメシになるぞ」
「そっかー、そうだなー、じゃあねー、きんぴらごぼう食べたいなー、大根サラダも食べたーい、里芋の煮物も食べたいしー、お味噌汁ものみたーい」
「…」
「クソ薄味のお味噌汁のみたーい」
「本当に金がかからないかわいい妹だな」
「お外のご飯味濃いんだもーん」
「わかった。大好物盛り合わせがいい訳だ。…ちゃんと、作ってやる」
「やったー!あ、ケーキはナグちゃんともっかい買っちゃおー」
「まだ寝てるぞ、起こすなよ」
「やーだ!今日は僕が主役の日だから起こすんだー」
「…仲良くしろよ」

 

 

 

 


「はふっ、お待たせしましたっ!」
「いいよいいよー、いこっかー」
「お小遣いまたいっぱいもらっちゃったよ」
「釣りはいらないって言ってたでしょ?どうせー」
「うん。ほんとおにぃちゃん…僕達のこと大好きなんだもん…」
「でも僕らも好きだもんねー?」
「うん!大好き!」
「ねー。よーし、前回のあまりとー、今回のあまりとー、」
「デートの時に余ったお小遣いもあるよ!」
「余ったのー?遠慮しなくてよかったのにー」
「え、遠慮はしてないよ!ただ…ちょっと…///」
「らぶらぶしてたら気付いたら終わってたー?」
「はい…」
「あっついねぇー!いいじゃんいいじゃんー!仲良くて嬉しいよー?」
「ルガにぃちゃんが…」
「ルガにいは拗ねてるだけだよー。ナグちゃん取られて悔しいのー」
「ほんとぉ…?」
「ほんとほんと!ネモねーを信じなさーい」
「うー、しんじるぅ…」
「へへー、いいこいいこー。一緒にルガにいびっくりさせようねーナグちゃん」
「うん!喜んでくれるといいね!」
「ねー!」

 

 

 

ルガにい。


深夜
「…はぁ」


【その日の朝】
『帰るの遅くなるから戸締りちゃんとして先寝てろよ』
『何時くらい?』
『わからん。0時は超える』
『りょかーい』
『はぁい!がんばってねおにいちゃん!ご飯用意しておくからね!』
『おう。飯はちゃんと先食えよ。』


「……。腹減った…ナグの飯がくいてぇ…


…ただいま…」


しーん…


「…」(無言でダイニングへ歩いていく


ぱちんっ(電気を付ける)


「おにいちゃんおかえりー!」(クラッカーぱーん
「おにいちゃんおめでとー!」(クラッカーぱーん


「「あっ、違った!」」
「お前らなぁ…もうちょっと…やるならよぉ…」
「へへーごめーん!ほらほらっ!鞄置いてさっ!」
「今日のご飯はね、黙ってたけど、ご馳走なんだよ!ネモちゃんとケーキ焼いたの!ほらほらっ!」
「無駄遣いすんなよ…馬鹿…馬鹿野郎…」(うるうる
「無駄じゃないよー!それにさー、ちゃんとさー、ルガにーお得意の計画的出費の内だしさー文句言われる筋合いないしー?」
「お兄ちゃんばっかりお祝いしてずるいよ!僕らもお誕生日おめでとうってお祝いしたいもん!」
「うるせぇ…馬鹿共…ちゃんと、ああもうクソが…ッ、ぐすっ」(ぐすん
ティッシュティッシュ
「ばか妹…ンな暇あるなら男探せ…お前みたいな馬鹿でも面倒見てくれる物好き探して…さっさとどっか行っちまえ…」(目をごっしごっし
「ハイハイイツカネー」
「お祝いできたの嬉しかったけど…ぼくねむい…もう…ぅ…」(うとうと
「何やってんだばか弟…明日熱でも出したらにいちゃん付きっ切りで看病するからな…覚悟しとけよさっさと寝ろ…」(ぐすっぐすっ
「なぐちゃーんねもねーちゃんとお部屋かえろうね〜」
「うぅ〜〜…」

 


「……あ゛ぁー…ちくしょう……いただきます……


…くそ…うめェ…馬鹿野郎共…」(ぼろぼろ

 

 


「「………」」(じーっ
「お前らはさっさと寝ろォ!!」
「わー!にげろ〜!」(きゃっきゃ
「ろー…!」(うとうとにこにこ

 

 

 

 

 


妄想


絶対ルガにいはご飯ちゃんと食べてテーブルで昔のこととか考えてるうちに寝ちゃってナグちゃんを寝かしたネモちゃんがリビングに来てそれを見つけて男ってのは絶対こうなのかなー?とか笑いながら毛布かけて寝かせてあげたりしてお片づけしてくれるんだよっていう妄想。サラ兄弟が学園世界線というか現代っぽいところにいたら三人で一緒に住んでて毎日慎ましく暮らしてるんだなって思う。ルガにいとナグちゃんは10歳以上離れててさ、ネモちゃんは中間。ルガにい寄り。ルガにいはずーっと働いててさ、ナグちゃんを大学までしっかり行かせたの。ネモちゃんは多分行ってないけど。自分から働いてる。でもしっかり働くっていうかフリーターって感じだよね。何かしたいわけじゃなくて、でも家族で生きる手伝いはしたくてって感じでさ、多分路上で弾き語りとかしてるよ。歌は上手い。ナグちゃんは中高生の時から付き合ってるかわいいパツキン彼女といちゃいちゃしてるけど年の差は結構あるんだよ相手がお金持ちだから困らないはずなんだけどルガにいがお金でマウント取られるの嫌だし負けず嫌いっていうかやっぱり大事な弟にお金で苦労してるって感じの気遣いさせたくなくてとか色々あってなんかもうさぁ。ルガにいはプログラムとかシステムエンジニアとかそういう機械系強いよ。精霊だけど。物事の流れ、とかそういうのに強いんだよきっと。でもルガにいは鍛えてもいる人だよ。舐められるの嫌だから。仕事もバリバリやって毎日遅くまで働いて休日返上もなんのそのだけど兄弟関連の行事があるときはどんな状況でも絶対休むし頼まれたら休むし。でもきっとそうなったきっかけはナグちゃんが授業参観のプリントとかを隠して捨てた事だと思うんだよね。ネモちゃんはそういうの気にしないっていうか全部適当にやっちゃう子だけどナグちゃんはちがうからね。きて欲しいけど隠すし捨てるからね、きて欲しいわけでなくても忙しいだろうからって決めつけて諦めて迷惑かけないようにってやるからね。そうしてルガにいはきっとお母様方のいる教室の後ろにがらっとやってくるわけでそれってすごく居心地悪そうだけどでもルガにいは来てくれるんだぞナグちゃん泣きそうになるんだぞ怖くてな。いいかこれがミソだぞナグちゃんはおにいちゃんの手を煩わせてしまったと思って泣きそうになるけど授業中に泣いたらいけないって泣くのを堪えるんだ。嬉しくて泣くんじゃないぞ。嬉しくて泣くのはまだだ。授業終わった後にお兄ちゃんとお話しして褒めてもらって初めて嬉しくて泣くんだ。もちろんネモちゃんも来れるなら一緒に来る。来れないなら来ない。ネモちゃんは流れるままの女の子なのだ。目の前にボタンがあったら押すような子なのだ。でも気が利かないわけじゃない。利かせないだけなのだ。好奇心が勝つだけなのだ。好奇心でナグちゃんの捨てたプリントを見つけちゃうような子で、それを捨てた気持ちを考えずにナグちゃんに聞いて、聞いたら理解しちゃって、なるほどなーって思ってそしてそれをルガにいにこそっと伝えるがこのこそっとは意図的ではないのだ。ネモちゃんは家族が好きなのだ。ルガにいもだ。ナグちゃんもだ。みんな家族が好きなのだ。さらずでお花屋さんにでもなってくれたらぼくは嬉しいんですけどそういう世界線はないんですかねありますわよねどこかにあるはずなんだちなみにネモちゃんも大地信仰だ。だがしかし子孫は風信仰になる。ねちっこい大地ママと水パパからは離れた血統になる子なので現代世界線でもちょっと風っぽいのであった。美人とか美少女って感じではないがなんだか無性にきらきらしてるんだ。あとおっぱいはやっぱり大きめなんだ。譲れねぇ。ネモちゃんのおっぱいも譲れねぇんだ。ネモちゃんは根っこ系お野菜が好きだから食物繊維いっぱいでお通じが良いんだ。毎日お通じの良さを明るく報告しちゃう色気のなさなんだ。いっぱい出た!!とか言っちゃう系だ。わかるか。ルガにいが溜息をつきナグちゃんは健康でよかったねとニコニコするそんな家なんだサラ家はそんな家なんだよしよしわかったな。以上だ。