ほうさんのお国柄

企画参加用創作ブログ。絵は描けない。文のみ。お腐れ。色々注意。

ss:サラとアレスは仲良し

ss

 

どこへいくの(本編6)

「そういえばあんたが常にいるような感じになるって言ったよな。あんまりそんな感じはねぇが」

「ああ、全部君の身体が吸収しちゃったね」

「こわっ」

「だんだん僕の娘に近づいていくねぇ...」

「えっすごいいやだ」

 

 

とろけるらしい(本編7)

「色々、ってなんだ」

「...知りたいの?」

「知らないよりいいだろ」

「...お尻から...」

「嘘だ!!!嘘だ!!!!!」

「嘘だよ。口からいくつか種をねぇ。発芽させてあげようか?」

「...させるとどうなる?」

「さぁ...でも多分、」

「多分、」

「僕の事を大好きになる」

「...なんか嫌」

 

 

うわさのパトロン

「君が街にいるから僕も結構最近は街に多くいるんだよ」

「他の商人が言ってたぜ。最近見かける麗人は誰だ?ってよ」

「おや照れるね。僕も聞いたよ、君に美しいパトロンがいるって。誰だい?」

「は?多分あんたの事だろ。たまにそういう奴もいる」

「おや、君と肉体関係を持っているパトロンがいるという噂だったんだが...」

「おいそれ言ったの誰だシメる」

 

 

 

けむりをたてた

「なんでそういう噂が立つんだよ...」

「僕が、君が、美しすぎるのかな...仕方ないね。でも理由は君だと思うよ」

「は?俺?妬み位しか思い当たる節ねぇわ」

「覚えていないのかい?君、酒場の支払いに僕を呼ぶだろ?」

「あ?ああ...いつもあんたが払ってたのか...知らなかった。他の商人かと」

「いや、僕が街にいるときは酔った君を迎えにいくんだけど...」

「覚えてねぇわ。悪い」

「いやまぁ、ベロンベロンだからね...結構飲んでるもんね、それはいいけど...

 

いつも支払いを強請る時、僕にキスしてるよ、君」

 

 

 

事後

「...嘘だろ」

「嘘じゃないよ」

「なんでいわねぇんだよ!!」

「嬉しいからだよ!!」

「えっ」

「ふん!」

「...なんか、すまねぇ...」

「別にいいさ...」

 

 

その先は

「...それ以外に何か言ってるか...?」

「あー...払ってくれたら抱いてやる♡って言われて抱かれた事はないね」

「ほんとうにすいません」

「サラ愛してる♡とかしょっちゅう言ってるね」

「酒は自重します」

「かっこいい抱いて♡とか」

「もうしませんから...」

「俺のサラは可愛いだろ♡とか」

「やめてくれ!!!頼むから!!!」

「俺のこときらい?とか」

「それは嘘だろ」

「なんでバレた...!?」

 

 

 

ゆるいひも

「俺あんたに何回ぐらい奢られてる...?」

「僕が街にいるときは毎晩のように酔ってるよね、アレスト」

「なんか...なんでだろうな...」

「さぁ?でも君は天性のヒモ男な気はしてたけどね。別にいいよ。端金さ」

「天性のヒモ男...不名誉過ぎんだろ...」

「奢られ慣れてるよね。全部で金貨二、三枚位じゃない?(500〜1000万)」

「はぁ!?そ、そんな、え?そんなに飲んで...いや全員分奢れば...いやでも...」

「君達暴れるから...お店が...」

「ヒモですいません」

「可愛いから許す」