交流前振り
「サラ、金を貸してくれ」
「おやどうしたんだい。珍しいね。何かいい品でもあったかい?」
「いや、うん...俺はいい品とは...思い難いが...買って来てくれと言われたものがあって...あー...」
「なんだい、言い難いものかい?君が言い澱むのは本当に珍しいねアレスト。なんでも大丈夫だよ、言ってごらん」
「...いや、一部取り寄せて、ちょっと売ったら飛ぶように売れた物で、その、追加でな?追加で売れば儲けると思って、そう、そうなんだ。絶対売れる商品ではあるから、何も言わず元手を貸してくれ...!!!」
「何をそんなに躊躇うんだい。いつもの余裕ある君はどこへ行った?
そんなに知られたくないのかい。ますます気になるなぁ...」
「後生だ...頼むから...聞くな...金の為に俺は大事な物を失ってしまった気がしたんだ...」
「...そうか。そんなに知られたくないものがあるのか...それなら仕方ないね。お礼とは言わない、ちょっとお茶に付き合ってくれるかい?」
「流石、話がわかる。ああ、それくらいならお安い御用だ」
「はは、僕は君が大好きだからねぇ。はっはっは」
「おいおい、俺にそんな気はねぇよ?
まぁ、こっちとしても大分恩は感じてるぜ、パトロ...ん、え、おま、それ、つくえ、」
「ああ...なんか街で売られてたとっても薄くてお高い本だよ。知ってるだろ?あ、れ、す♡」
「ほんっとおまえ、もう、最悪だよ!!!」
「で、これは?こっちは?どこの誰のなんだいこれは」
「詳しくは俺も知らねえよ...それは...ドレスタニアの医者だってことぐらいだ。どちらかというと闇医者か...?」
「お医者様か!へぇ!!そうかい!!」
「...何を考えてる?」
「ん?いやぁ、だってこの国はろくな医者がいないからさ。数百年ぶりに診察してもらおうかと、ね」
「...場所わかるか?」
「え?君も来るだろう?」
「だよなぁ...」
サラトナグさんの古今東西おでかけ物語。
1、はじめての国外交流。
ドレスタニアの
ドクターレウカドに
セクh、診察してもらおう!!
要注意
・お会いするのはサラさん一人
・BLNL当たり前
・なんでもする
・サラトナグさんは通称色狂いです。
・今後毎回このパターンで会いに行きます
・美味しいものを食べに行くこともあります
・本編の時間軸は無視してます。